[本日の見通し]石油=下落、米雇用統計が堅調なら相場の重しに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 原油の2024年5月限は下落。ただ、日中取引開始後は売りが一巡している。
 今晩は昨年12月の米雇用統計が発表されるが、米ADP雇用者数や米新規失業保険
申請件数の推移からすると、米非農業部門雇用者数(NFP)は安定的に拡大している
可能性が高い。NFPが堅調であるならば、米政策金利の調整期待が後退し、原油相場
の重しとなりそうだ。
 ただ、米経済指標を手掛かりに、昨年末の米金融当局者が利下げを示唆したように見
えない。今年は米大統領選が控えており、米利下げ観測は根強いだろう。米国がウクラ
イナやイスラエルの支援を続けるのであれば、米国債のさらなる増発は不可避であり、
昨年のような米国債市場の乱高下を回避するためには米金融当局の手助けも必要であ
る。
 時間外取引でニューヨーク原油2月限は前日比0.08ドル高の72.27ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは72.26〜72.43ドル。
 原油5月限の予想レンジは6万7500円から6万8500円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万2000円から8万3000円。
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