シカゴコーン市況=下落、南米の生育環境改善などで3月限が一代安値更新

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/03    466.50      467.75      460.00      460.75      - 5.75
  2024/05    479.00      480.00      472.50      473.25      - 5.75
  2024/07    488.50      490.00      482.50      483.75      - 5.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物         257,943      214,861        1,355,303 (+ 13,361)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(12月28日までの週)
 コーン:36万7300トン(事前予想レンジ:60万〜120万トン)
 小 麦:13万5900トン(事前予想レンジ:12.5万〜50万トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(1月11日−1月15日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは軒並み下落。終値の前営業日比は7.25〜3.25セント安。期近3月限
は5.75セント安の460.75セント。期近3、5月限を含む複数限月が一代安値
を更新。
 期近3月限は一代安値を更新。ブラジル、アルゼンチンで生育に適した生育環境が続
いているうえ、アルゼンチンの生産量が高温乾燥に見舞われた前年度から大幅に回復す
る見通しとなっていることが引き続き弱材料視された。
 3月限は466.50セントで取引を開始した後は466セントを下値支持線とする
高もみが続き、この中で467.75セントの高値に達する場面も見られたが、シカゴ
の時間帯を迎えると軟化に転じ、引けにかけて下値を探る足取りを展開。引け間際に
460セントと一代の安値を付けた後に安値を離れたが戻りは鈍く、安値圏のまま引け
を迎えた。
 米農務省(USDA)発表の12月28日までのコーン週間純輸出成約高は36万
7300トンで、年末の取引となった影響もあり前週の125万3300トンから大き
く減少した。累計輸出成約は2978万8700トンで前年同期の2174万0500
トンを約37%上回っている。
ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(現地情報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 現在降雨は発生していないが、週明け8日にアルゼンチンから低気圧が移動してくる
見通しで、それ以降は1月半ばにかけて雨がちな天気が続くだろう。ここ最近は降雨の
発生がないなか、過剰な状態にあった土壌水分が改善しているが、コーン・大豆が結実
期を迎えているため、8日以降の降雨は慈雨になるだろう。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 マトグロッソ州、ミナスジェライス州を中心に広い範囲での降雨が続いている。この
雨は引き続き8日以降も降るもよう。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 降雨の発生が続いており、土壌水分が保たれコーン、大豆の生育状況も良好を維持。
結実期を迎えている一部のコーンにとっても土壌水分は十分。今後数日は少雨となる
が、8日以降は降雨の機会が増える見通しとなっている。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 主要産地では局地的な降雨が発生。8日以降は降雨の機会が増え、穀物にとって良好
な生育環境が続くと見込まれる。
 シカゴ小麦は続伸。米産地が1月半ばにかけて気温が低下すると予想されているほ
か、黒海沿岸地域でも低温が見込まれるなど、世界的な低温に対する警戒感から買い優
勢となった。期近の3月限は前日比2.50セント高の616セントで終了。
 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
低気圧が広がっているため、今後数週間に渡って荒天となる見込み。8日の週はテキサ
ス州に至る地域まで吹雪となる可能性がある。ミズーリ北部にかけての地域が最も降雪
量が多くなる見込み。また来週後半には新たに低気圧が到来し、1月半ばにかけて気温
の低下が見込まれる。
今日の材料
・ブラジル南部では8日以降は1月半ばにかけて雨がちな天気が続く見通し。
・ブラジル中部コーン及び大豆の産地では穀物にとっての慈雨が続く。
・アルゼンチンのコーン及び大豆産地では頻繁に降雨が発生しコーン、大豆の
 生育状況も良好を維持。
・12月21日までのコーン週間純輸出成約高は125万3300トンで前週の101
 万4100トンを上回り100万トン台を維持。

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