プラチナ午前=プラチナは続落、144円台後半の円安も反発力弱く推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナはニューヨーク続落を受
けたドル建て現物相場の下落から売り優勢。日中取引は場中、1ドル=144円台後半
まで円安進行から期先から下値を切り上げているが、反発力は弱く、先限は15円程度
の下落で推移。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時9分現在の前営業日比は、プラチナが28〜14円安、プラチナミニが
43.5〜18.5円安、プラチナスポットが69円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時7分現在の出来高は、プラチナが1万0380枚、プラチナミニが770
枚、プラチナスポットが3180枚、パラジウムが0枚。
【金が上げ幅拡大にも戻りは抑えられる】
 プラチナは日経平均株価が大幅続伸、円安の環境下でも1ケタ安まで戻す反発力はな
く、推移。先限は日中取引でも4300円割れを試す場面があったが、4300円割れ
は長く続かず、4321円まで戻した。ただし金の上げ幅拡大にも戻りは抑えられてい
る印象が強い。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、小反発。早朝に928.50ドルの安値をつけた
が、930ドル割れは早々に買い拾われ、930ドル台に戻した。午前9時頃、10時
半過ぎに935ドル台を試した。その後、堅調に推移し、11時過ぎに936ドル台ま
でジリ高。
 午前11時10分現在、プラチナは936.51ドル、パラジウムが988.00ド
ルで推移。前営業日の大引け時点はプラチナが948.20ドル、パラジウムが99
9.92ドル。
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