NY時間の昼に入ってドル円は145.60円近辺での推移となっている。本日は円安が強まっており、ドル円は145円台を回復して、一時145.80円近辺まで上昇する場面が見られた。金融情勢の変化、円キャリーの再燃、そして日本の輸入品である原油の上昇により、きょうの円相場は円安が進行している。 東京時間に厚労省が11月の毎月勤労統計を公表していたが、現金給与総額が前年比0.2%増と予想を大きく下回っていた。能登半島地震への救済支援もあって、少なくとも今月の日銀決定会合ではマイナス金利の解除は無さそうだ。 明日に米消費者物価指数(CPI)の発表を控える中で、ドル円はNY時間に入っても買い戻しが活発化しているが、明日の米CPIでインフレが再び加速すれば、ドル円は150円を再び試す流れになるとの指摘が出ている。 総合指数で前年比3.2%が予想されているが、インフレ目標の2%を頑なに上回る水準という予測が正しければ、そして原油がさらに上昇すれば、円安はさらに顕著になり、その後、利下げ期待が後退すれば、円相場はさらに重くなる可能性があるという。 米大手証券が算出している米金融環境指標とドル円の相関関係は現在0.72で、過去1年以上で最も正の相関が高い状況にあり、強いCPIであれば、ドル円は反応しやすい状況にあるとしている。 USD/JPY 145.61 EUR/JPY 159.70 GBP/JPY 185.42 AUD/JPY 97.51 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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