−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 4) 924.4 946.6 914.1 921.1 + 1.5 (24/ 7) 936.4 954.4 924.0 929.8 + 2.1 パラジウム (24/ 3) 993.00 1006.00 972.50 978.50 - 4.50 (24/ 6) 1006.00 1008.50 988.50 986.80 - 3.90 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 29,495 26,355 73,085 (+ 1,100) パラジウム 2,790 4,393 18,838 (+ 602) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 37,592.98 - 118.04 11日 145.37/39 1.0971/73 ・ナスダック 14,972.76 + 2.58 12日 144.90/92 1.0951/53 ・10年米国債利回り 3.95 - 0.03 ・NY原油 (24/ 2) 72.68 + 0.66 ・SPDR保有金残高 863.84 - 1.15 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは続落。前日比は、プラ チナが0.4〜2.3ドル高、中心限月の4月限が1.5ドル高、パラジウムが 16.10〜12.20ドル安、中心限月の3月限は12.20ドル安。 プラチナ4月限は反発。時間外取引では、米英軍のフーシ派空爆や金堅調が支援要因 になったが、中国経済の先行き懸念に上値を抑えられた。欧州時間に入ると、買い戻さ れて堅調となった。日中取引では、米生産者物価指数(PPI)の下落を受けて一段高 となったが、買い一巡後は利食い売りなどが出て上げ一服となった。 パラジウム3月限は米生産者物価指数(PPI)の下落を受けて上昇したが、戻りを 売られて軟調となった。 プラチナ4月限は時間外取引を924.3〜936.5ドルのレンジで推移し、前日 比11.7ドル高の931.3ドルとなった。4月限は高寄りしたのち、米英軍のフー シ派空爆や金堅調が支援要因になったが、中国経済の先行き懸念に上値を抑えられた。 欧州時間に入ると、買い戻されて堅調となった。 日中取引は、米生産者物価指数(PPI)の下落や金堅調を受けて一段高となり、 946.6ドルまで上昇した。買い一巡後は利食い売りなどが出て上げ一服となった。 株安も圧迫要因となって時間外取引の安値を割り込むと、914.1ドルまで下落し た。 米英軍がイエメンの親イラン武装組織フーシ派の軍事拠点に対して空爆を実施した。 イエメンでは大規模な抗議集会が行われた。一方、12月の米生産者物価指数(PP I)は前月比0.1%下落と、市場予想の0.1%上昇に反して下落した。米連邦準備 理事会(FRB)の利下げ見通しが強いが、利下げ期待の行き過ぎの見方から株安に振 れた。 パラジウム3月限は、時間外取引を984.50〜1003.00ドルのレンジで 推移し、前日比6.50ドル高の989.50ドルとなった。3月限は高寄りしたの ち、米英軍のフーシ派空爆や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となったが、欧州時間 に入ると、買いが一巡し、上げ一服となった。 日中取引は、米生産者物価指数(PPI)の下落を受けて押し目を買われると、時間 外取引の高値を突破し、1006.00ドルまで上昇した。その後は、株安などを背景 に戻りを売られると、972.50ドルまで下落した。 11日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの21万7068 オンス、パラジウムは変わらずの5万3862オンス。 今日の材料 ・英国のスナク首相は、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問し、ゼレンスキー大 統領と2国間の安全保障協定に署名した。 ・英国のヒーピー国防担当閣外相は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の拠点に対 する米英の攻撃は自衛行為とし、事態の悪化を避ける必要があるとの見解を示した。 ・米国防総省のパトリック・ライダー報道官は、米英両軍が実施したイエメンの親イラ ン武装組織フーシ派に対する攻撃について「良好な効果」が得られたと述べ、両軍は報 復攻撃の可能性を巡る状況を監視し続けると述べた。 ・米英軍がイエメンの親イラン武装組織フーシ派の関連施設を攻撃したことを受け、イ エメンの複数の都市で何万人もの人々が集会に参加、フーシ派幹部の米英に対する非難 に聞き入った。 ・欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストを務めるレーン専務理事は、最近のイ ンフレデータは現在のECBの考え方をほぼ裏付けるものであり、利下げは当面、議論 の対象にはならないと述べた。 ・12月の米卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.1%下 落と、市場予想(0.1%上昇)に反し下落した。財(モノ)の価格が下落する一方、 サービスの価格は変わらずだった。 MINKABU PRESS
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