ユーロドル、1.09ドル台が重い 4月利下げの示唆はないとの見方=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 ユーロドルは海外市場に入ってじり安の展開が見られており、1.08ドル台後半で推移している。ロンドン時間の朝方は1.09ドル台前半で推移していた。本日1.0845ドルl付近に来ている200日線の上は維持しているものの、ユーロドルは1.09ドル台が次第に重くなって来ている印象もある。

 今週はECB理事会が開催されるが、据え置きが確実視されている。市場の注目は声明やラガルド総裁の会見だが、市場で期待が高まっている4月利下げの可能性を示唆することはないと見られている。現時点では6月利下げ開始の見通しで変わらないとの見方も出ているようだ。最近数週間の限られたデータから、予想を変更する理由は得られなかったという。どちらかといえば、ECB理事のレトリックも6月利下げ観測をフォローしているようにも思われるという。

 インフレは鈍化しているものの、賃金上昇がECBの利下げ期待を拒んでいるという。そのためECBが第1四半期の賃金上昇率の全容が明らかになる前の4月の理事会で、利下げを示唆するためには、今後発表されるデータとECBスタッフの見通しに十分な下方修正が必要となるが、その可能性は小さいという。

EUR/USD 1.0890 EUR/JPY 161.06 EUR/GBP 0.8564

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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