【これからの見通し】植田日銀総裁の会見を確認へ、日米株の快進撃のなかで 日米株を中心に高値追いの快進撃が続いている。年初から日本株の上昇機運が高まっており、日経平均は連日のようにバブル後高値を更新している。米国でもダウ平均やS&P500が連日の最高値更新となっている。中国・香港株の不振を吹き飛ばす勢いだ。米経済動向が予想以上に堅調なことを受けて、足元の米企業決算にも期待が高まっているようだ。きょうはネットフリックス、ベライゾン、テキサスインスツルメンツ、P&G、J&Jなどの米企業決算が発表される。 また、きょうは日銀決定会合で大方の予想通り、金融政策が据え置かれた。また、展望レポートではインフレ見通しが引き下げられた。このあと、日本時間午後3時半からは植田日銀総裁の会見が始まる。一通りの説明の後で、記者からの質問を受ける予定。焦点はマイナス金利解除時期となるが、能登半島地震の影響もあって、やや慎重な見方が想定されている。ただ、注意したい点は、建前論としての金融政策正常化の道のりについて語られる可能性があることだ。言葉の選びからによっては、マイナス金利解除が示唆されたと解釈される可能性もあろう。春闘の実質的にスタートしている時期だけに、関連の質問に対する回答にも注意したい。 為替市場では、現時点では調整の動きは限定的にとどまっている。基本的にドル円は148円付近を離れていない。日米株の快進撃が続くなかで、円安やドル高の圧力が根強いものがありそうだ。植田日銀総裁会見でボラタイルな反応を見せる可能性はあるものの、新規ポジション作成の機会を狙う向きもありそうだ。 この後の海外市場で発表される経済指標は、英公共部門ネット負債(12月)、ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)(1月)、米リッチモンド連銀製造業指数(1月)など。比較的注目度の低い指標群となる。 発言イベント関連では、上記の植田日銀総裁会見が中心となる。その後は、ECB銀行融資調査、米2年債入札(600億ドル)、ジョルダン・スイス中銀総裁の講演などが予定されている。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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