短期金融市場は英利下げ見通しを引き下げ、年内に1.00%ポイント未満=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となる中、ポンドドルは戻り売りが優勢となっており、一時1.2650ドル付近まで値を落とした。21日線を下放れる展開が見られており、明日以降の動きが警戒される。目先は1.26ドルが強い下値サポートとなっており、その水準を試に行くか注目されそうだ。

 短期金融市場は英中銀の今年の利下げ見通しが後退しており、今年の利下げ幅は計1.00%ポイント未満まで縮小している。昨年末には約1.50%ポイントの利下げが見込まれていた。これは6回の0.25%ポイントの利下げに相当する。今月発表されている英雇用統計や消費者物価指数(CPI)が予想以上に強い内容だったことが、利下げ期待を後退させている模様。

 また、本日は12月の英公共部門ネット負債が発表されていたが、英公共部門の借り入れは78億ポンドと、11月の143億ポンドから減速し、予想(141億ポンド)も下回った。英公共部門の財政が好転したのは、来るべき総選挙を前に有権者の支持を得ようとするスナク政権にとって好都合なタイミングだった。今回の数字は春季予算案で減税を打ち出す可能性を示唆している。

GBP/USD 1.2666 GBP/JPY 188.09 EUR/GBP 0.8557

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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