【これからの見通し】日銀決定会合後はやや円高圧力残る、あすは米GDP速報値とECB理事会

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【これからの見通し】日銀決定会合後はやや円高圧力残る、あすは米GDP速報値とECB理事会

 昨日の日銀決定会合を終えたあと、海外市場では円高が一服する場面があった。ただ、日銀発表前の円安水準までは戻せず。今日は本邦長期国債利回りが上昇するとともに、再び円高圧力がかかっている状況だ。日経平均が調整売りに押されており、昨日の日銀会合の影響が残っているようだ。植田日銀総裁は会見で、物価目標達成に向けた確度が引き続き少しずつ高まっている、と述べた。その根拠として、コアコアCPI再点検で同じ数字だった点を挙げていた。

 あすには米第4四半期GDP速報値が発表される。コンセンサス予想は前期比年率+2.0%と前回の+4.9%からの伸びが鈍化する見込み。ただ、プラス成長を続けており、連続利上げからのソフトランディング・シナリオが確認される結果となりそうだ。また、ECB理事会では政策金利据え置きが想定されている。従来からの「データ次第」の姿勢が堅持される見込みとなっている。いずれも日銀が現状維持を発表した後で、金利差の面からは円安材料と解釈されそうだが、市場反応はどうか。

 今日この後の海外市場で発表される経済指標は、フランス、ドイツ、ユーロ圏、英国、米国などのPMI速報値(1月)が中心となりそうだ。カナダでは中銀が金融政策を発表する。政策金利据え置きが市場のコンセンサスとなっている。マックレム加中銀総裁が記者会見が予定されている。

 その他には、米週間石油在庫統計、米5年債入札(610億ドル)、テスラ、IBM、AT&Tなどの決算発表が予定されている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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