きょうの為替市場でドル円は147円台での上下動が続いている。前日はNY時間の終盤に米財務省が今四半期の借入額予想を下方修正したことで、米国債利回り低下と伴にドル円も売りが優勢となった。ただ、全体的に方向感のない展開が続いており、様子見気分が強い。きょうからFOMCが始まり、明日結果が発表される。その反応を待ちたいといった雰囲気に変化はない。 今回は据え置きが確実視され、FRBのスタンスを探るうえで、パウエル議長の会見が注目されそうだ。前回のFOMCでは、委員の金利見通し(ドット・プロット)が今年3回の利下げを見込み、ハト派サプライズとなった。市場では、3月利下げ開始は後退しているとはいえ、早期利下げ期待はなお根強い。 ただ、今月発表の米雇用統計や消費者物価指数(CPI)が予想を上回る内容となり、先週のGDP速報値も強い内容となった。PCEデフレータはインフレ鈍化を期待させる内容ではあったが、パウエル議長の会見は、市場の早期利下げ期待にブレーキをかける内容になるのとも見られている模様。なお、今回は委員の金利見通しは発表されない。 ドル円は現在、100日線のやや下の水準で推移しているが、1月高値を上抜けられなかったことで、足の早いテクニカル指標では、下向きのサインが出始めている模様。ただ、明確な下落サインまではまだ示現しておらず、明日のFOMCや週末の米雇用統計を受けて、148円台のゾーンを突破できれば、150円への可能性は十分に残っている状況ではある。 なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は148円に観測されている。 30日(火) 148.00 (6.8億ドル) 31日(水) 147.25 (10.9億ドル) USD/JPY 147.34 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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