ゴム市況＝ＲＳＳは総じて上昇、産地高を映す

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　　ＲＳＳ３　　　　　   　　         ＴＳＲ２０
  　2024/02　　　 2024/07　  　 2025/01        2024/02      　2025/01
　279.3  + 1.7  285.0  + 3.7  286.0   0.0　  229.0   0.0    229.0   0.0
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 　　　上海ゴム　　　　5月限  　13,530　　　-　35　　（午後３時10分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は総じて上昇。寄り付きでは、上海夜間が小高く推移したことを受け
て、夜間取引の強地合いを継続した。中盤は、日中取引の上海ゴムがマイナスサイドに
転じたことから、上げ幅を削る限月が目立った。だが、終盤に入ると、産地相場の上昇
を手掛かりに買いが先行した。ＴＳＲ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比４．８円安〜３．９円高、活発限月の７月限は
３．７円高の２８８．０円、期先２５年１月は同変わらずの２８６．０円。総出来高は
１２９７枚。ＴＳＲ２０の帳入値は全限が同変わらず。
【タイオファーは反発】
　今日のタイオファー価格（ＦＯＢ）は、バンコク渡しがキロあたりの前日比２．２５
バーツ高の７４．６７バーツ、ソンクラ渡しも同２．２５バーツ高の７４．４２バーツ
となった。月初は６２バーツ台だったので、このひと月で１２バーツ（約５０円）上昇
したことになる。
　中国の春節による大型連休が来週末に迫っており、目先、中国勢の買いは鈍るだろ
う。ゴム独自のファンダメンタルズには、大きな変化が見られないことから、今回の産
地相場の上昇が、どこまで続くのか注目される。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
  シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は３月限と４月限が約定し、９．０セント高と１
４．７セント高。ＴＳＲ２０は序盤は売りがやや優勢となったが、中盤になると地合い
を引き締め、０．１セント安〜０．３セント高となっている。

　上海ゴムは軟調。中心限月の５月限は、夜間取引は前日比１５元高の１万３５８０元
で終えた。日中取引に入ると、序盤から中盤は売りが優勢となり、１万３４６０５３０
元まで軟化する場面があった。終盤は、下げ幅を縮小している。

MINKABU PRESS

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