アジア株 当局者発言受け上海株は急反発も買い続かない公算大、恒大集団の影響は広範囲に及ぶ可能性 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 15692.71(+207.64 +1.34%) 中国上海総合指数 2794.03(+5.49 +0.20%) 台湾加権指数 17888.67(-0.89 -0.01%) 韓国総合株価指数 2533.66(+36.57 +1.46%) 豪ASX200指数 7586.80(-93.92 -1.22%) インドSENSEX30種 71939.94(+187.83 +0.26%) アジア株はまちまち。 上海株は急反発、香港株は上げ幅を拡大。 中国株が4営業日続落していることを受け政府系ファンドの介入や当局の相場下支え策への期待感が高まっている。中国財政部副部長は会見を開き、政府はテクノロジーとチップに焦点をあて必要な財政支出の規模を維持すると語った。ただ、この発言を好感した買いは続かないだろう。 恒大集団問題で不動産業界全体への懸念が再燃しているなか、中国大手不動産100社の1月の新築住宅販売額が前月比で48%減少し過去最低を記録したとの報告を受け、投資家心理はさらに悪化している。格付け会社フィッチは恒大集団問題は広範囲に影響を与える可能性があると指摘している。 韓国株は1.46%高。米シティが強い収益と成長を理由に韓国株を「オーバーウェイト」に引き上げた。 豪州株は反落。きのう史上最高値を更新したことから調整売りに押されている。 香港市場では消費者サービスや医療品、旅行、カジノ関連が大幅上昇。アリババや美団、ネットイース、バイドゥ、シャオミ、テンセントホールディングスなどハイテク関連も総じて上昇している。 上海市場では深セン市金証科技や上海愛旭新能源などハイテク関連が大幅高となっている。一方、不動産株は総じて下落。
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