注目のパウエル議長発言など巡りドル円振幅=東京為替前場概況 パウエル議長が米CBSの看板番組「60ミニッツ」に出演。3月の利下げ開始に否定的な姿勢を示し、利下げという重要な一歩を踏み出す前にもう少し自信欲しいと慎重な発言を行った。また同社記者の発言として、議長が今年半ばの利下げ開始を示唆していたとの報道もあり、ドル高となった。 ドル円は先週末の米雇用統計の力強い結果を受けて148円50銭台まで上昇後、148円40銭台で週の取引を終えた流れを受けて。148円40銭前後で週の取引を開始。発言前には148円30銭台を付ける場面が見られたが、その後148円82銭まで上値を伸ばした。 先週のFOMC、雇用統計、今朝のパウエル議長発言などを受けて、3月の利下げを期待する動きが後退。5月もしくは6月の利下げを期待する動きが広がっており、ドル高となった。債券市場でも利下げ開始先送りを受けて10年債利回りが朝の4.05%前後から4.09%を付ける動きを見せた。 もっともこうしたドル高は続かず、ドル円は148円40銭台を付けた。米10年債利回りも4.06%台を付けている。先週の雇用統計を受けて3月の利下げは難しいとの思惑が既に広がっており、ドル高が進んだ後だけに、議長発言を受けた反応が抑えられる形となった。 ユーロドルは1.0767までユーロ安ドル高となったが、その後1.0780前後へ戻している。ユーロドルも先週雇用統計を受けて1.09手前から1.07台後半に落としており、ここからのドル買いには慎重。 ユーロ円は160円00銭前後での推移。ドル主導の展開で、ユーロ円はやや不安定。ドル円の上昇を受けて160円27銭まで上値を伸ばしたが、ドル円が高値から調整されたこともあり、160円00銭前後へ落としている。 豪ドルドルはドル全般の上昇を受けて0.6510台から0.6486まで豪ドル安ドル高となった。その後0.6500台に戻している。 MINKABU PRESS 山岡和雅
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