きょうのポンドドルは、NY時間に入って一旦1.25ドル台に下落していたものの、昼にかけて買い戻しが見られ1.26ドル台に戻している。本日の200日線は1.2565ドル付近に来ているが、その水準はいまのところサポートされている状況。次第に上値が重くなってきているものの、本格的な下向きの流れはまだ出ていないようだ。 来週はポンド関連の重要指標が目白押しだが、特に14日の1月の英消費者物価指数(CPI)は注目される。サービス部門の昨年のベース効果と、燃料費に牽引され、1月も前年比は上昇との予想が出ている。総合指数は12月の前年比4.0%から4.1%への上昇が見込まれるという。 一方、コア指数は5.1%から5.0%に落ち着くと見られている。主に昨年の大幅なプラスのベース効果があり、ケータリングや旅行サービス、そして燃料費が昨年1月に5%上昇した影響が大きいという。ただ、英CPIは第2四半期には一旦2%以下に鈍化し、その後は後半にかけて再び上昇に転じると見ているようだ。 GBP/USD 1.2621 GBP/JPY 188.46 EUR/GBP 0.8541 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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