●短期見通し原油、地政学リスクで底固い＝マーケットエッジ

　地政学リスクの織り込みが再開されている。イスラエルとハマスの停戦協議開始で急
落していたが、イスラエルがハマスの停戦案を拒否したことで、上昇再開局面にある。
中東情勢を巡るヘッドラインに一喜一憂する展開になる。需給ひっ迫が発生していない
ことが上昇余地を限定するが、中東情勢のリスク織り込みまでは上振れリスクを残す。
直近高値７９．２９ドルを試す可能性がある。ただし、停戦協議の動きが再開される
と、再び７０ドル台前半での取引に回帰しよう。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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