【これからの見通し】ドル高の調整進む 東京市場でドル円は150円50銭台から150円08銭までドル安円高となった。米CPI後のドル高に対する調整の動きが広がっている。ユーロやポンドはCPI後の調整が限定的となっているが、ドルメキシコペソが上昇分を完全に解消するなど、通貨ペアによってはドル高の調整が強まる展開がみられており、ドル円も高値警戒感が見える。 東京午前に4.25%前後から4.225%に迫った米10年債利回りは、その後下げどまりとなっているが、ドル売りの流れ自体は継続。今晩の米小売売上高、輸入・輸出物価指数などの一連の指標を前にした調整の動きも見られる。 ドル円は150円割れを付けるかどうかが目先のポイント。150円台を維持すると、上方向の意識が継続。150円台半ば前後へ戻すような動きを見せると、そのままドル高が強まる可能性がある。米国の早期利下げ期待が後退しており、ドルが買われやすい面も。 本邦輸入勢の買い遅れなども指摘されており、上値方向の意識が継続。 ユーロドルは東京市場で11ポイントレンジと膠着。上値の重さも、昨日一時付けた1.06台での売りに慎重で、動きにくい。ユーロ円は161円02銭まで一時下げた。こちらもドル円同様に大台を割り込めるかが目先のポイント。 今日はこの後22時半に米指標が並んでいる。特に注目は1月の米小売売上高と輸入物価指数。小売売上高は前回、前々回が強かった反動でマイナス圏が見込まれている。プラス圏を維持してくるようだと、ドル買いが広がる可能性がある。輸入物価指数は前月比横ばい見込み。米CPI同様に予想よりも強く出るとドル買い材料となる。 MINKABU PRESS 山岡和雅
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