●レビュー原油、地政学リスクで期近主導の上昇＝マーケットエッジ

　２１日のニューヨーク原油先物相場は、前日比０．８７ドル高の７７．９１ドル。改
めて中東の地政学リスクを織り込む動きが優勢になり、期近限月主導で上昇した。特に
大きな売買材料は見当たらなかったが、イスラエルのガザ地区に対する激しい攻撃が引
き続き警戒されている。需要不安もあるが、押し目買い優勢の地合が維持されている。
米週間需給統計は２２日の発表になるが、原油在庫増加が予想されていることはネガテ
ィブ。
（マーケットエッジ・小菅　努）

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