[今日の視点]とうもろこし=玉次第の動きながら売り優勢か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、夜間取引で26日のシカゴコーンの反発に逆行安となった。日中取
引は玉の出方次第ながら、夜間取引安を引き継ぎ、売り優勢で推移か。シカゴコーンの
23日までの下げを映してなかったことから軟調に引けた。シカゴ期近5月限、円相場
1ドル=150.65円からの換算値は480円高だが、23日までシカゴ安を映さ
ず、とうもろこし市場独自の値動きとなっていただけに大幅高に反転は難しいと予想。
 夜間取引で期先2本が3ケタ安となり、220〜140円安で引けたが、プラスサイ
ドの浮上の可能性はあるが、3万7000円が抵抗線になるとみる。
 シカゴコーンは反発。売り過剰感から買い戻し主導による自律修正高。ファンダメン
タルズからは、週間輸出検証高の増加が支援材料。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万6700〜3万6850円。本日の日
中取引の予想レンジは3万6600〜3万7000円。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:30 消費者物価指数 2024年1月(総務省)
◆ フランス ◆
【経済】16:45 消費者信頼感指数 2024年2月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】22:30 耐久財受注 2024年1月速報値(商務省)
【経済】23:00 住宅価格指数 2023年12月(連邦住宅金融局)
【経済】23:00 ケース・シラー住宅価格指数 2023年12月(S&P)
【経済】2/28 00:00 消費者信頼感指数 2024年2月(カンファレンスボード)
【工業】2/28 06:30 週間石油統計(API)
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