きょうもドル円は150円台で推移しており、上にも行けず、下にも行けない状況が続いている。150円台後半までは上昇するものの、151円台を試す動きまでは見られていない。明日のPCEデフレータの発表に備えている状況。 今月発表の1月分の米データが強い内容が多く見受けられていることから、今回のPCEデフレータもインフレの粘着性を示すのではとの警戒感も広がっているようだ。PCEデフレータはFRBが重要視しているインフレ指標で、経済見通しでもPCEデフレータの見通しが示される。 市場は昨年12月に、今年の大幅利下げを織り込んでいたが、世界の多くの地域でインフレの粘着性が問題視され、その期待が後退している。短期金融市場では現在、12月FOMCでの金利見通し(ドット・プロット)の中央値に沿って、年末までの利下げ幅は計0.75%ポイントに留まるとの見方を織り込んでいる。以前は1.50%ポイント超まで織り込まれていた。明日のPCEデフレータはこの状況を正当化するのか、それとも変化を与えるのか注目される。 なお、朝方に第4四半期のGDP改定値が発表され、GDP自体は下方修正されたものの、個人消費やGDPデフレータおよびPCEデフレータが上方修正されたことから、ややドル高の反応も見られていたが、大きな動きには至っていない。 USD/JPY 150.79 EUR/JPY 163.36 GBP/JPY 190.81 AUD/JPY 97.89 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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