<大豆> シカゴ大豆5月限は1150セントを下回る水準での推移が続いている。ブラジル、 アルゼンチンでは降雨が続いていることで土壌水分が回復し、作柄が改善している。ブ ラジルの23/24年度生産量をAgRuralが下方修正したことが買い支援要因な がら、南米生産国からの供給量が増加する時期であるうえ、ドルが細かな高下を繰り返 しながらもドル高基調を維持していること、米国の輸出低迷など、弱材料が目立つ状況 が続いている。南米産地で少雨傾向などの天候不良が生じない限り、低迷が続くと予想 する。8日に米農務省(USDA)から月例需給報告がある。米国産大豆の需給予想の 修正は小幅にとどまるが、世界需給によるブラジル、アルゼンチン産の需給見通しに注 意したい。 <コーン> シカゴコーンは2月下旬にかけて一代の安値をたびたび更新した後で反発に転じてい る。ただ、一代安値の更新が続いた後の修正高による動きと判断したい。ブラジルでは 降雨に恵まれサフリーニャコーンの生育環境が改善しているうえ、アルゼンチンも2月 に入ってからの降雨により作柄が回復するなど、南米要因は弱気となっている。 大豆に比べて米国の輸出が好調を維持していることは買い支援要因ながら、ドル高傾 向が継続しているため南米からの輸出が本格化すれば米国の輸出も圧迫される可能性が 高い。 これからブラジルのサフリーニャコーン生育が開始されるため天候リスクの先取りが コーン価格の浮上を促している可能性もある。 いずれにしても、米国の24/25年度需給緩和見通し、南米からの供給増が米国の 輸出を圧迫する可能性など、弱気要因が意識される状況に変わりはない。売り一服感が 強まっているため下げ余地は限られそうだが、その一方で浮上する力は乏しく5月限は 430セントを前後する足取りが続きそうだ。8日に米農務省(USDA)から月例需 給報告がある。米国産コーン需給予想の修正は小幅にとどまるが、世界需給によるブラ ジル、アルゼンチン産の需給見通しに注意したい。 <小豆> 取組はゼロの状態が続いてる。引き続き手出し難。 MINKABU PRESS
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