ドル円は１５０円台に戻しての取引　状況に変化なし＝ＮＹ為替序盤

　きょうもドル円は１５０円台に戻しての取引となっている。前日は月末絡みの円買いのほか、上昇が警戒されていたＰＣＥデフレータが予想通りだったことで安心感が広がり、ドル売りも加わる形でドル円は１４９円台前半まで一時下落していた。

　しかし、状況に変化はなく、ＰＣＥデフレータ発表後もＦＯＭＣ委員からは「年内利下げの可能性はあるものの、もう少し証拠を確認したい」といった、これまでの発言が相次いで出ていた。市場も再び手掛かりを探る状況で、ドル円も心地よい水準となっている、元の１５０円台に戻しているようだ。

　このあと日本時間０時にＩＳＭ製造業景気指数の発表が予定されている。

　なお、日本時間０時のＮＹカットでのオプションの期日到来は１５０．３５円に観測。

1日（金）
150.35 (9.3億ドル)

5日（火）
149.00 (8.8億ドル)

6日（水）
151.10 (10.6億ドル)

USD/JPY　150.63

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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