トウモロコシは、需給緩和評価の上値圧迫が続く見通し。2月末に向けてはファンド 売りに対する修正が入っており、短期的には自立反発が打診されている。400セント の節目を一時割り込んだこと、3月限から期先へのロールオーバーが進んでいること が、安値修正を促した模様だ。ただし、需給面では買い材料が乏しく、引き続き修正高 までの議論になる。北米の天候リスクが浮上するまでは、上値の重さが残ろう。急落す る価格水準でもないが、400セント割れのリスクを抱える。 大豆は、南米産の大量供給が行われるとの見通しが上値を圧迫する展開が続く。その 影響で米国産の輸出が停滞していることもネガティブ。中国は完全に南米産調達にシフ トしている。穀物市場全体に売られ過ぎ感もあるため持高調整も活発だが、先高感形成 は難しい。南米産の供給圧力の織り込みが一巡するか、北米の天候リスク織り込みが開 始されるまでは、修正高の域に留まろう。急落対応の必要性は乏しいが、底入れの兆候 はまだ乏しい。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。