[今日の視点]貴金属=金が大幅続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が大幅続伸して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い
優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)もニューヨーク高を受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は31.29ドル高
の2114.00ドル、銀が82セント高の2388セント、プラチナが11.42ド
ル高の897.00ドル、パラジウムは4.10ドル高の961.16ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=150.44/46円で、前営業日の
大引け時点から0.17円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万0233円前後、銀は115.5円前後、プラチナ
は4345円前後、パラジウムは4600円前後。
【NY金は米利下げ期待で一段高】
 金はきのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待などを受けて
一段高となった。
 金は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待などが支援要因になった。ドル建て現
物相場は昨年12月以来の高値2119.19ドルを付けた。前週末に発表された米I
SM製造業景気指数が予想外に低下し、米FRBの6月の利下げ開始が見込まれてい
る。米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、経済と労働市場の「繁栄」を考慮す
れば、FRBに対する緊急的な利下げ圧力はないと述べた。今週はパウエル米FRB議
長の議会証言や2月の米雇用統計の発表がある。
 イスラエルは、イスラム組織ハマスとの戦闘休止に向けた協議に関し、カイロへのハ
イレベル代表団の派遣を前日に続き見送った。ただエジプトの首都カイロで再開された
パレスチナ自治区ガザでの戦闘休止を巡る交渉について、イスラム組織ハマスとエジプ
トは戦闘休止に向けた協議がなお進められていると明らかにした。
 銀はきのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待や金急伸を受
けて買い優勢となった。
【プラチナは金急伸につれ高】
 プラチナはきのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待や金急
伸を受けて買い優勢となった。
 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待や金急伸が支援要因になった。
ただ週明けは米国債の利回りが上昇した。米FRBの6月の利下げ開始見通しに変わり
はないが、年末までの利下げ幅は75ベーシスポイント(bp)に縮小した。当面は中
国でこの日から開始される全国人民代表大会(全人代)を確認したい。
<今日の予定>
・中国サービス業購買担当者景況指数 2024年2月(財新)
・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2024年2月確報(Markit)
・ユーロ圏購買担当者総合景況指数 2024年2月確報(Markit)
・ユーロ圏生産者物価指数 2024年1月(EUROSTAT)
・米耐久財受注 2024年1月確報値(商務省)
・米製造業新規受注 2024年1月(商務省)
・米非製造業景況指数 2024年2月(ISM)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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