きょうの為替市場はNY時間に入っても様子見の雰囲気が続いており、ポンドドルは1.27ドル台前半での上下動が続いている。今週は中銀の重要イベントが多く、特にポンドに関しては木曜日に英中銀金融政策委員会(MPC)が予定されている。その内容を見極めたい雰囲気も強い。 MPCの前日20日に2月の英消費者物価指数(CPI)が発表され、2年半ぶりの低水準が見込まれている。それは2%目標に数カ月以内に到達することを示唆し、利下げ観測に拍車をかける可能性があると見られている。英インフレは2022年10月の11%超をピークに、緩やな低下が続いている。過去3カ月はほとんど進展がなかったが、2月は大幅な低下が見込まれているようだ。 ただ、英中銀は近い将来の利下げ示唆は避けそうだ。ベイリー総裁は利下げへの方向転換について、FRBやECBよりも慎重姿勢を示している。しかし、賃金圧力低下と昨年後半のリセッション(景気後退)により、市場は英中銀が夏の終わり(8月)までに利下げを開始すると見込んでいる状況。 *英消費者物価指数(CPI)(2月)20日16:00 予想 0.8% 前回 -0.6%(前月比) 予想 3.5% 前回 4.0%(前年比) 予想 4.6% 前回 5.1%(コア・前年比) 予想 6.0% 前回 6.5%(サービス・前年比) GBP/USD 1.2726 GBP/JPY 189.71 EUR/GBP 0.8542 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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