プラチナ市況=プラチナは反落、ドル安一服が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         10,602   -128    10,592  -126  : 2,174.35   -33.79
銀          119.0   +4.2     119.5  -1.3  : 2,454.00  -114.00
プラチナ     4,401    -13     4,376   -39  :   902.57   -15.71
パラジウム   5,000      0     5,000     0  :   995.29   -45.04
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    151.44   +0.51  ユーロ・ドル相場   1.0838  -0.0098
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナは反落。プラチナはドル建て現物相場の下
落を受けて売り優勢で始まったのち、金の下げ一服を受けて押し目を買われたが、ドル
安一服に上値を抑えられた。午後に入ると、ドル安一服を受けて売り優勢となった。パ
ラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが51〜13円安、プラチナスポットが34
円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが8617枚、プラチナミニが725枚、プラチナスポット
が3104枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは900ドル割れで下げ止まりを意識】
 プラチナ先限は夜間取引で4376円まで下落した。ニューヨーク市場で利食い売り
が出たことが圧迫要因になった。円相場は1ドル=151円台後半で円安が一服した。
 スイス中銀の予想外の利下げや堅調な米経済指標を受けてドル安が一服したことがプ
ラチナの圧迫要因になった。ただ米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しが下支え
であり、900ドル割れを積極的に売る向きは少ないもよう。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の904.80ドルから、金の下げ一服
を受けて押し目を買われ、910ドル台まで上昇したのち、ドル安一服を受けて上げ一
服となった。午後に入ると、899ドル台まで下落した。
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