東京株式（寄り付き）＝売り先行、目先持ち高調整の動きに押される

　２５日の東京株式市場は売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比８９円安の４万７９８円と反落。

　寄り付きは主力株をはじめ広範囲に利益確定の売りが優勢となり、日経平均の上値を押さえる展開。前週末の米国株市場でＮＹダウが３００ドルあまりの下落を示したことを受け、買い手控え感が意識されやすい。また、前週末までの４営業日合計で日経平均は２０００円以上の上昇をみせたこともあり、足もと持ち高調整の売り圧力が拭えない。ただ、個別株の物色意欲は旺盛で、今週２７日に３月権利取り最終日を控え、駆け込みでの配当権利取りを狙った買いなども下値を支える可能性がある。

出所：ＭＩＮＫＡＢＵ　ＰＲＥＳＳ

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