きょうのNY為替市場は米消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、FRBの利下げ期待をさらに後退させる結果となったことでドル買いが強まっている。これを受けてポンドドルは1.25ドル台前半まで急落しており、200日線もブレイクしている。 ここに来て市場では、英中銀の早期利下げ期待が急速に強まっており、FRBはもちろん、ECBよりも早く利下げに着手するのではとの見方も出ている。その場合、5月の政策委員会(MPC)での利下げとなる。ただ、その可能性はかなり低いと見られており、確率は10%程度となっている。その点については、金曜日の月次GDPや鉱工業生産のデータを確認したいところでもある。 バーナンキ元FRB議長のレビューが金曜日に報告される。英中銀は経済予測の見直しとコミュニケーションの方法をバーナンキ氏に依頼していた。最近の報道では、予測の不確実性を示す方法として、現在のファンチャートからシナリオへの切り替えを提案する可能性が伝わっていた。 これについてエコノミストからは「シナリオは有用なツールになり得るが、正しく導入される必要がある。シナリオは少数かつ反対意見も取り入れるべきだ」と述べている。「最も重要なことは金利見通しへの影響を示すことだ」とも付け加えた。問題は、政策委員会がそこまでやる気があるかどうかだという。 GBP/USD 1.2529 GBP/JPY 191.61 EUR/GBP 0.8570 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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