ドル円153.20円台、介入はG20後? 鈴木財務相がドル高議論の可能性あると発言  海外勢は円売りポジション維持

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル円153.20円台、介入はG20後? 鈴木財務相がドル高議論の可能性あると発言  海外勢は円売りポジション維持

きょうの東京市場は特に目立った材料はなく週末を前にポジション調整の動きが広がっている。ドル円は仲値にかけ下落し、一時153円台を割り込む場面もあったがすぐに戻している。

ドル円の153円台乗せはCPIやPPIなど強い米経済統計を受けたドル買いであり、円主導ではないため介入しにくい。また、岸田首相が米国にいるあいだは米国の反感を買いたくないため介入はないとの見方が強い。なお、日米首脳会談は11日に終え、岸田首相は13日まで米国に滞在する予定。

そのためか、海外ファンドは過去2カ月間に積み上げた円売りポジションを維持したまま。円安に賭ける投機筋を狙うため日本政府はきょうの海外時間に円買い介入を実施すると予想する声が聞かれる一方、来週ワシントンで開催されるG20で鈴木財務相が「ドル独歩高への懸念が議論される可能性あると思う」と発言したことから、17-18日のG20後に介入するのではないかとの見方もある。

米利下げ時期予想が6月から9月に後ずれしているうえ、きょう予定されている米ミシガン大学消費者信頼感や週明けの小売売上高次第では年内利下げ見送り観測が高まってくる可能性もあり、円買い介入でドル円が150円台を割り込んだとしても、すぐに戻すだろう。

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