[4月22日からの1週間の展望] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 週間高低(カッコ内は日付) 4月15日〜4月19日 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比 <東 京> 先限 40,120 40,120(15) 39,980 (16) 39,980 -140 ====================================== <シカゴ>19日終値 前週末比|<週間統計データ> (4月11日まで) 24/5 433.50 - 2.00 |週間輸出検証高:133万1,683トン 24/7 443.00 - 4.25 |週間輸出成約高: 56万6,200トン −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 154.37円 前週末比 1.13円の円安 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【前週のレビュー】とうもろこし期先3月限は4万円割れなら下げ加速。新甫25年 5月限が先限で今月1日の高値4万0820円超えとなると、テクニカルから強気とな る。シカゴ期近5月限は440セントが抵抗線になっていたが、11日は427.50 セントまで下落。下値不安が強いチャートに傾きつつあるとした。 【とうもろこしは円安が支援材料もシカゴ低迷が圧迫要因】 とうもろこしは1ドル=154円台まで円安が進行したことが支援材料だが、シカゴ コーンの低迷が圧迫要因となり、戻り売り圧力が強いチャートとなった。 16日に25年5月限が3万9980円で新甫発会となったが、動意乏しく、横バイ 状態。先限のつなぎ足が4万0820円超えとなると、チャート面から強気になり、短 期的な買い資金に流入期待があった。しかし、現状はその動きになっていない。むしろ 目先の支持線である今月3日の安値3万9720円に近い値位置にあり、3万9720 円割れの可能性の方が高い。 期先3月限は4万台をかろうじて維持したが、4万円割れの不安は残している。4万 円割れ戸なった場合、下げ足を速めるリスクがある。 新甫発会後も出来高、取組高は低迷したままだ。依然として最も取組高の多いのは、 24年11月限。11月限は15日に3万7880円まで上昇し、昨年12月14日以 来の高値をつけたが、3万7400円に反落。3万7000円が支持線。 27日からのゴールデンウイークを控え、新規売買の手控えは続きそうだ。 【シカゴコーンは軟調、作付けは順調に滑り出し】 シカゴコーンは軟調。まだ下放れにはなっていないが、期近5月限は緩やかな下落基 調を描いている25日移動平均線(434.00セント)を下回って推移。輸出成約高 は前年同期比で19%程度、上回っているが、ドル高による南米産との競合不安による 減少懸念が根強い。 米農務省(USDA)は15日の引け後に14日現在の作付け進度を発表した。6% となり、昨年同期の7%を1%下回っているが、平年の5%を上回っており、まずは順 調に作付け作業が始まったと言えよう。まだ作付け初期段階だが、18日の取引では産 地の降雨、作付け進展が売り材料視された。大口の投機家は売り越し姿勢を強めている とみられる。 期近5月限は、今月2日の安値424.50セントが支持線。424.50セント割 れとなった場合、420セントの節目が支持線。420セント割れとなると、一気に 410セント台前半まで値を沈める可能性はあるとみる。反面、今月11、12日の高 値437.50セント超えとなると、買い戻しが増え、踏み上げ相場となる。 <当面の予定(イベント・経済統計)> 22日 英住宅価格指数 2024年4月(ライトムーブ) 米週間穀物輸出検証高(USDA) 作付け進度報告(USDA) 土壌水分報告(USDA) 23日 ●トルコ(国民主権と子供の日) ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2024年4月速報(Markit) ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2024年4月速報(Markit) 米新築住宅販売 2024年3月(商務省) 24日 貴金属取引 2024年4月限納会(大阪取引所) 独景況感指数 2024年4月(ifo) 米耐久財受注 2024年3月速報値(商務省) 25日 ●ニュージーランド、オーストラリア(アンザック記念日) 貴金属取引 2025年4月限発会(大阪取引所) 金融政策決定会合(日本銀行、26日まで) 米国内総生産 2024年1-3月期速報値(商務省) 米卸売在庫 2024年3月速報値(商務省) 米新規失業保険申請件数(労働省) 米中古住宅販売仮契約指数 2024年3月(全米不動産協会) 米週間穀物輸出成約高(USDA) 26日 総裁記者会見(日本銀行) 上海ゴム指定倉庫在庫(上海期貨交易所) 米個人所得・支出 2024年3月(商務省) 米消費者信頼感指数 2024年4月確報値(ミシガン大) 建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。
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