ユーロ圏のサービス業ＰＭＩは予想上回るも、ＥＣＢの利下げを妨げることはない＝ＮＹ為替

　きょうのユーロドルは一時１．０７ドル台を回復した。この日発表の米ＰＭＩが予想を下回ったことで、ドル売りが強まりユーロドルを押し上げている。１．０７１０ドル付近にフォボナッチ３８．２％戻しの水準があり、この水準を上抜けるようであれば、５０％戻しの１．０７４５ドル付近が次の戻りターゲットとして意識される。

　この日は４月調査分のユーロ圏ＰＭＩが発表になり、サービス業が予想を上回っていた。ユーロドルも買いの反応が見られていたが、第２四半期に入りユーロ圏経済はようやく成長軌道に戻りつつあることが示されている。牽引役となっているのはサービス部門で、ユーロ圏経済は引き続きサービス部門のインフレ圧力に直面しているが、このことがＥＣＢの６月利下げ開始を妨げることはないとの見方が圧倒的なようだ。

EUR/USD　1.0698　EUR/JPY　165.60　EUR/GBP　0.8599

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

• ユーロ圏失業率が過去最低の中、ＥＣＢは慎重な対応が必要＝ＮＹ為替
  為替

  NEW

  05/04(土) 02:43
• 英中銀、来週のＭＰＣで６月利下げ示唆との見方＝ＮＹ為替
  為替

  NEW

  05/04(土) 00:51
• ドル円、一時１５３円台まで戻す　あくまで単月の数字　インフレ改善を伴う必要も＝ＮＹ為替
  為替

  NEW

  05/04(土) 00:08
• ドル円は一時１５１円台に急落　米雇用統計が雇用の冷え込み示す＝ＮＹ為替序盤
  為替

  NEW

  05/03(金) 22:38
• ドル円のピボットは１５２．６８円付近＝ＮＹ為替
  為替

  NEW

  05/03(金) 22:10