[今日の視点]貴金属=反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)もニューヨーク安を受けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は9.76ドル安の
2317.85ドル、銀が15セント安の2717セント、プラチナが10.30ドル
安の902.97ドル、パラジウムは28.79ドル安の999.02ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=155.21/23円で、前営業日の
大引け時点から0.28円の円安。
 2月限の寄り付き目安は、金が1万1566円前後、銀は134.0円前後、プラチ
ナは4525円前後、パラジウムは5100円前後。
【NY金は堅調な米耐久財受注や米国債の利回り上昇が圧迫】
 金はきのうの海外市場では、堅調な米耐久財受注や米国債の利回り上昇を受けて戻り
を売られた。
 金は堅調な米耐久財受注や米国債の利回り上昇が圧迫要因になった。3月の耐久財受
注は前月比2.6%増加、市場予想の2.5%増加を上回った。ただ前月分は下方修正
された。また米国債の利回りは米連邦準備理事会(FRB)の利下げ先送りの見方を受
けて上昇した。今夜発表される第1四半期の米国内総生産(GDP)速報値は前期比
2.5%増(前四半期3.4%増)に減速するが、個人消費支出(PCE)コアデフレ
ータは同3.5%上昇(同2.0%上昇)い加速するとみられている。
 イスラエル国防省はパレスチナ自治区ガザ南部のラファへの侵攻を控え、民間人避難
のためテントを調達した。約1カ月かけて避難させる計画という。イスラエルの戦時内
閣は2週間以内に閣議を開き、ラファ侵攻の第1段階として民間人の避難計画を承認す
る。
 円相場が1ドル=155円台前半の円安に振れた。本日から始まる日銀金融政策決定
会合では金利据え置きが見込まれている。会合後に介入が実施されるとの見方もある
が、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ先送りの見方でドル高に振れやすい流れに変
わりはない。

 銀はきのうの海外市場では、金の戻りを売られたことにつれ安となった。
【プラチナは堅調な米耐久財受注や米国債の利回り上昇が圧迫要因】
 プラチナはきのうの海外市場では、堅調な米耐久財受注や米国債の利回り上昇を受け
てに売り優勢となった。
 プラチナは堅調な米耐久財受注や米国債の利回り上昇が圧迫要因になった。米連邦準
備理事会(FRB)の利下げ先送りの見方が強い。今夜は第1四半期の米国内総生産
(GDP)速報値、26日は3月の米個人消費支出(PCE)デフレータの発表があ
る。
<今日の予定>
●ニュージーランド、オーストラリア(アンザック記念日)
・貴金属取引 2025年4月限発会(大阪取引所)
・金融政策決定会合(日本銀行、26日まで)
・米国内総生産 2024年1-3月期速報値(商務省)
・米卸売在庫 2024年3月速報値(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米中古住宅販売仮契約指数 2024年3月(全米不動産協会)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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