−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2024/ 6 2,342.5 + 4.1 シカゴ大豆 2024/ 7 1,179.75 -1.75 NY銀 2024/ 5 2,735.3 + 0.7 シカゴコーン 2024/ 7 452.00 +3.50 NYプラ 2024/ 7 920.5 + 4.7 NY原油 2024/ 6 83.57 +0.76 NYパラ 2024/ 6 982.00 -26.30 ドル・円 155.63 +0.28 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は155.60円台で推移 NY為替市場のドル円は155円台で上値追いが続いた。この日発表の第1四半期の 米GDP速報値は年率換算で前期比1.6%増に鈍化。予想を下回り、ほぼ2年ぶりの 低水準に落ち込んだ。 ただ、為替市場の反応はドル買い。景気の落ち着きを示す内容ではあったが、インフ レは不快な水準に跳ね上がっており、PCEコアデフレータは3.7%と四半期として は1年ぶりの水準に伸びが加速したことがドル買いの反応に繋がっている。 今回の数字は年初の米経済の勢いが顕著に失われたことを示した。ただ、依然として 粘り強いインフレが見られることで、FRBは利下げをさらに延期し、逆に利上げを検 討するよう求められる圧力に直面するかもしれないとの指摘も出ている。年内の利下げ を確信をもって織り込めない状況になっている。 明日の日銀決定会合の結果待ちの雰囲気もあった。今回は展望レポートも公表され、 インフレ見通しの上方修正は期待されているようだ。日銀が将来の引き締めの可能性を ほのめかし、円買いを誘導するといった見方も一部には出ているが、日銀が細かい策を 労しても、財務省が介入しても、ドル円の下落は恐らく一時的と見られている。きょう の米GDPからも、しばらく潮の流れは変わりそうにない。 ◎NY貴金属=総じて反発、ドル安で押し目を買われる ニューヨーク金、銀は反発。 金6月限は反発。時間外取引では、ドル安を受けて堅調となった。利食い売りが出る 場面も見られたが、押し目は買われた。日中取引では、米国内総生産(GDP)でイン フレ加速が示され、ドル高に振れたことが圧迫要因になった。その後は、米国債の利回 り上昇が一服すると、ドル安に振れ、押し目を買われた。 銀5月限は米国内総生産(GDP)でインフレ加速が示されたことが圧迫要因になっ たが、ドル安や金堅調を受けて押し目を買われた。 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは続落。 プラチナ7月限は反発。時間外取引は、ドル安となったが、米連邦準備理事会(FR B)の利下げ先送りの見方を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、買い戻され て下げ一服となった。日中取引は、米国内総生産(GDP)でインフレ加速が示された ことが圧迫要因になった。その後は、ドル安や金堅調を受けて押し目を買われた。 パラジウム6月限は米国内総生産(GDP)でインフレ加速が示されたことを受けて 売り優勢となった。 ◎LME=アルミは米株安から反落、銅は需給引き締まり観測で続伸 アルミ3カ月物は反落。2585ドルで安寄りで取引を開始した後、アジアの時間帯 はアジア株の頭重い足取りを受けて低迷していたが、欧州の時間帯にはドル売りの動き が見られるなか浮上。一時2612ドルまで値を伸ばしていたが、米国の時間帯を迎え ると米株安が手掛かりとなるなか転売が膨らんで引けにかけて値位置を切り下げる値動 きとなった。2560.50ドルの安値を付けた後に下げ渋りに転じたが、この日の安 値圏で低迷したまま引けを迎えた。 銅3カ月物は続伸。需給引き締まり観測を手掛かりにして買い優勢となった。英米両 政府によるロシア経済制裁の一環としてのロシア産非鉄貴金属の取り扱い禁止措置が決 定されて以降、供給引き締まりに対する警戒感が強まり、大きく浮上した後に修正 安場面を迎えてが、前日から反発に転じ、この日もその勢いを引き継いだ。一時は今月 22日以来の高値となる9958ドルまで値を伸ばした。高値では転売が出て上げ幅を 縮小したが、堅調地合いを維持して終えた。 ◎NY原油=反発、イスラエルによるラファ侵攻を意識 ニューヨーク原油の期近は反発。 パレスチナ情勢の不透明感が相場を支えた。イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ南 部のラファへまもなく地上侵攻を開始するとみられている。報道によると進軍の準備は 整っており、ネタニヤフ政権の承認待ちであるという。難民が集中するラファに対する 地上作戦が始まると死者が激増し、イスラエルや中東各地の米軍に対する攻撃が強まる 見通し。イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)の商船攻撃は一時沈静化してい たが、最近は再び増える兆候がある。 改質ガソリンの期近は続伸。ヒーティングオイルの期近は反発。原油高に連動した。 ◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近が軟調、コーンは強気な輸出で軒並み堅調 大豆は期近は軟調。 輸出が好調なコーンに対し、米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が依然と して低迷していることが弱材料となった。期近限月は3銘柄のなかでは唯一、軟調な足 取りをなった。ただ、米産地での作付本格化を控えるなかで天候リスクが意識されたこ とで新穀限月以降は買い優勢となった。 コーンは軒並み堅調。 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が前週を大幅に上回る強気な内容だっ たことに加え、米産地での低温被害が警戒される小麦の堅調な足取りも買い支援要因と なった。7月限はこの日の上伸で前日の下げ幅を概ね相殺。終値ベースで450セント 台を回復。 MINKABU PRESS
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