シカゴコーン市況=総じて小反落、小麦の続伸にもドル高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/05     441.00      442.75      439.00      440.00      - 1.00
  2024/07     451.75      454.00      449.25      450.00      - 2.00
  2024/09     461.50      463.25      458.75      459.00      - 2.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        未入電         495,558        1,503,972 ( + 2,009)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
=======================================
*米気象庁発表の6−10日予報(5月2日−5月6日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並み〜上回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 コーンは総じて小反落。終値の前営業日比は3.25セント安〜1.25セント高。
中心限月の7月限は2.00セント安の450.00セント。

 値動きは大きくなかったが、小麦がさらに続伸したことに下値が支えられるなか、コ
ーンベルト西部で降雨で作付け作業が中断しているものの、土壌水分が改善するとの見
方もあり強弱感が交錯した。ドル高が進展したことで上げ幅は抑えられた。

 7月限は451.75セントで取引を開始した後、449.25〜454.00セン
トと比較的狭いレンジでのもみ合いとなった。引けは450セントちょうどだった。
*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは26日朝、五大湖周辺地域で局地的に降霜が発生した。またミシシ
ッピ川以西では降雨や雷雨で農作業が中断している。しかし最近作付けられたコーンや
大豆にとっては表層土の水分の改善に寄与している。

 米国南部ではおおむね降雨はなく、夏作物の作付けを含んだ農作業が進展している。
しかし南部の中央部では局地的に降雨が発生している。
 今後複数の低気圧の通過により、プレーンズ中部やコーンベルト北部では不安定な天
気となり、かなりまとまった降雨や強い雷雨となる可能性がある。最初の低気圧は26
日にプレーンズ中部を通過して、27日遅くにはスペリオル湖近郊に到達するだろう。
またその2日後に同じような低気圧が同じ進路を通過しそうだ。これによりプレーンズ
東部〜ミシシッピ川流域〜五大湖地域北部にかけては今後5日間の雨量が50〜125
ミリに達するだろう。
 6〜10日間予報に関しては、5月1〜5日にかけて、米国の大半で気温、雨量とも
に平年並み〜上回りそうだ。
 シカゴ小麦は続伸。米国の冬小麦の作柄悪化懸念や欧州委員会がEUの軟質小麦の生
産高見通しを下方修正したことに支援された。またウクライナの農業相が汚職関連で辞
任の意向を示したことで、黒海経由での同国産穀物輸出も懸念された。ただ週末を控え
て利食い売りも出やすいなか、期近の主要限月の上げ幅は抑制された。期近7月限は前
日比1.00セント高の603.25セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)

 プレーンズでは南半分で雷雨が発生している。またプレーンズ北部でも降雨が続いて
いる。これによりプレーンズ全般に表層土の水分が改善している。ただハイプレーンズ
南部ては降雨がなく、風も強いため山火事の恐れが出ている。

今日の材料
・コーンベルトでは26日朝、五大湖周辺地域で局地的に降霜が発生。
・ミシシッピ川以西では降雨や雷雨で農作業が中断も、最近作付けられたコーンや大豆
 にとっては表層土の水分の改善に寄与。
・プレーンズ東部〜ミシシッピ川流域〜五大湖地域北部にかけて、今後5日間の雨量が
 50〜125ミリに達する見込み。
・2024/25年度のEUの軟質小麦の生産高見通しを1億2020万トンに60万
 トン下方修=欧州委員会。
・黒海経由でのウクライナ産穀物輸出を巡る交渉のウクライナ側の責任者だったソリス
 キー農業食料相が700万ドル相当の国有地の不正取得に関与したとして告発された
 ことで辞任の意向を示す。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。