[本日の見通し]石油=急落、需要期に向けて米ガソリン消費の下振れ続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2024年9月限は急落。ただ、夜間取引で売りは一巡して
いる。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、ガソリンや留出油の需要は引き続
き前年割れで推移している。4週間移動平均で留出油の需要はやや持ち直したが、ガソ
リンは一段と減少した。今月末から米国はドライブシーズンに入るものの、それに向け
て需要が弱まっており、米経済の先行きを危惧しなければならない。留出油の需要の弱
さは、物流の低迷を示唆する。
 EIAが発表する週報では、月報と比較して需要が弱めの数字となることが多い。週
報の需要を眺めつつ過剰に警戒する必要ないのかもしれないが、米経済は物価高や金利
高に引き続き圧迫されており、高水準の米政策金利が続くことによる景気下振れは想定
しておくべきだろう。
 時間外取引でニューヨーク原油6月限は前日比0.26ドル高の79.26ドルで推
移。本日これまでのレンジは79.02〜79.35ドルで推移。
 原油9月限の予想レンジは7万7100円から7万8100円、ガソリン先限は8万
2500円から8万3500円、灯油先限は8万2500円から8万3500円。
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