前週は、前半は良好な作付け環境に上値を抑えられる展開になった。産地降雨の作付 け環境に対する影響は限定的との見方が、調整売りを誘った。原油相場の上値の重さも ネガティブ材料視された。しかし、5月に入ってからはブラジルで洪水被害が発生した ことで穀物生産への影響が懸念され、一気に急伸地合を形成した。どの程度の被害が生 じたのかは不透明だが、リスクプレミアム加算が促された。 今週はブラジル天候リスクの織り込みが要求される。今後の産地からの報告内容にも 依存するが、大豆を中心に大規模な供給障害が発生する可能性ある。短期筋の持高調整 で地合を引き締めよう。これが本格的な上昇相場に発展するかは今後の被害報告に依存 するが、まずはリスクプレミアム加算が求められる。一方、10日には米農務省(US DA)需給報告が発表される。2024/25年度の需給緩和見通しが示されるが、影 響は軽微か。逆に南米産の生産高見通しが大きく引き下げられると、安値修正の動きが 加速しやすくなる。 予想レンジは、トウモロコシが445〜475セント、大豆が1195〜1240セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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