海外市況サマリー(10日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/ 6 2,375.0   +34.7  シカゴ大豆  2024/ 7 1,219.00  +10.50
NY銀     2024/ 7 2,850.6   +14.1  シカゴコーン 2024/ 7   469.75  +13.25
NYプラ    2024/ 7 1,007.2   +16.4  NY原油   2024/ 6    78.26   -1.00
NYパラ    2024/ 6  981.70  +10.40  ドル・円               155.74   +0.30
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は155.80円台で推移
 NY時間のドル円は1ドル=155.90円の高値を付け、堅調地合いが続いた。た
だ、156円を試す勢いが見られず。週末を控え、慎重姿勢。ボウマンFRB理事が利
下げに消極的な発言を行うなどの材料にも反応が鈍かった。5月のミシガン大学消費者
信頼感指数(速報値)が事前予想を大幅に下回ったことはドル高圧迫要因。
◎NY貴金属=続伸、ミシガン大学消費信頼感指数が弱気で堅調
 ニューヨーク金、銀は続伸。
 金6月限大幅続伸。時間外取引では、ガザ停戦協議が合意に達せず、地政学的リスク
と米労働市場の減速から買いが先行し、一時40ドル超の上昇となった。日中取引で
は、時間外取引の上伸の勢いを引き継いだ。ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
が事前予想を大幅に下回ったことで米利下げ期待が強く、前半は大幅高で推移。中盤に
利食い売りなどで上げ幅を縮小する場面があったが後半から終盤に再上昇し、35ドル
近い上げ幅を維持して引けた。
 銀7月限は続伸。時間外取引で大幅続伸で推移し、40セントを超える上げ幅を維持
した。日中取引は高値警戒感から上げ幅を削ったが、堅調に引けた。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。
 プラチナ7月限は続伸。時間外取引では、金、銀の上昇に支援され、続伸となり、
1000ドル台に乗せた。日中取引では、短期的な買い過剰感が台頭するも金が大幅高
を維持したこと、ニューヨークダウの続伸からリスクオンの動きが強く、2ケタ高を維
持し、1000ドル台を維持して引けた。
 パラジウム6月限も続伸。時間外取引から買い優勢で20ドル超の上げ幅を維持。日
中取引は上げ幅を縮小も他の貴金属の堅調を受けて買い優勢を維持した。
◎LME=アルミ・ニッケルは反落、銅は世界的な株高を受け続伸
 アルミ3カ月物は反落。前日の堅調地合いを引き継いで2570ドルで小高く取引を
開始。その後もアジア株高が手掛かりとなって2589.50ドルと今月7日以来の水
準まで値を伸ばす場面も見られたが、その後は引けにかけて下値を探る足取りに転じ、
引け間際に2517ドルの安値を記録。ドル高基調も重石となった。安値から買い戻す
動きも限られるなか、軟調に引けを迎えた。
 銅3カ月物は続伸。堅調で終えた前日の流れを引き継いで買いが先行し9958ドル
で取引を開始。その後もアジア株高を手掛かりにした買いが続いて1万0114ドルと
今月7日以来の水準まで値を伸ばした。その後は週末を控えて転売が入ったことで上げ
幅を縮小したが、欧米の株高が強気材料視され、100ドル近い上げ幅を維持して終え
た。

◎NY原油=反落、80ドルが抵抗線となり手じまい売り先行もよう
 ニューヨーク原油の期近は反落。
 時間外取引は、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦協議が合意に達せず、中東リ
スクに支援され続伸。終盤も戻り売りを吸収し、79ドル台半ばで堅調に推移。日中取
引は中東リスクが残るなか、80ドルの節目が抵抗線になった。80ドル台を回復でき
ないことにより、手じまい売り先行もようとなり、軟調に引けた。
 改質ガソリン、ヒーティングオイルとも反落。欧米の株式の堅調推移にも原油の反落
から売り優勢。
◎シカゴ大豆・コーン=共に期近から大幅上昇、材料織り込み感や供給不安で
 大豆は期近から大幅反発。
 米農務省(USDA)月例需給報告では24/25年度の需給緩和見通しが示された
が、これで材料織り込み感が強まったことで買い戻す動きが広がった。また、アルゼン
チンのストの影響による供給引き締まり懸念や大豆油の上昇も強気材料視された。
 コーンは期近から大幅上昇。
 米農務省(USDA)による月例需給報告で23/24年度の需要見通しが大きく
引き上げられたことや、材料織り込み感が強まったことで買い戻された。また、降霜が
原因としてロシアの小麦生産量予測をSovEconが引き下げたことを受けて小麦が
急伸したことも買いを支援した。7月限はこの日の上昇で7日から9日にかけて記録し
た下げ幅を概ね相殺した。
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