−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2024/ 6 2,359.9 +16.9 シカゴ大豆 2024/ 7 1,214.50 - 5.00 NY銀 2024/ 7 2,870.2 +25.9 シカゴコーン 2024/ 7 468.00 - 4.50 NYプラ 2024/ 7 1,044.6 +33.8 NY原油 2024/ 6 78.02 -1.10 NYパラ 2024/ 6 982.40 +16.60 ドル・円 156.44 +0.21 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は156.40円水準で推移 NY為替市場のドル円は156円台で上下動した。この日発表の4月の米生産者物価 指数(PPI)が前月比0.5%の上昇と予想を上回る内容で、為替市場は一旦ドル買 いで反応したが、買いが一巡するとドルは戻り売りを強めた。前月分がマイナスに下方 修正されており、甲乙つけ難い内容ではあった。 この日はパウエルFRB議長がオランダでのイベントで講演を行ったが、FOMC後 の会見で示した姿勢と概ね変化はなく、為替市場も落ち着いた反応を見せていた。議長 は次の行動が利上げになるとは思えないと述べる一方、金利を据え置く可能性の方が高 いとも述べ、高金利の長期化の可能性に言及していた。なお、本日の米PPIについて は、かなりまちまちだったとの見方を示していた。 市場は方向性を見出すのに苦労している模様だが、15日は米消費者物価指数(CP I)が発表される。予想は前月比で0.4%上昇と、前回同様の高い水準が見込まれて いる。一方、前年比では前回からやや鈍化が見込まれている状況。予想を上回ったとし ても、かなりの上振れでない限り、ドル買いで反応する可能性は低い雰囲気もある。一 方、予想を下回っても利下げ期待が以前のように高まる可能性も低い。 ◎NY貴金属=総じて反発、ユーロ高や米10年債利回り低下から ニューヨーク金、銀は反発。 金6月限は反発。時間外取引では、押し目買い意欲が強く買い優勢となり、終盤に7 ドル程度の上げ幅を維持して堅調に推移。日中取引では、4月の米生産者物価指数(P PI)が発表され、事前予想より強い数字となったが、ドル高が進むことなく推移から 一段高となった。中盤にかけて、いったん上げ幅を縮小した。しかしユーロの上昇、米 10年債利回り低下に支援され、後半は再度、地合いを引き締め、17ドル近い上げ幅 を維持して引けた。 銀7月限は、時間外取引から反発し、終盤に15セント程度の上昇幅を維持して推 移。日中取引は金の上げ幅拡大に歩調を合わせ、一段高となった。 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが大幅続伸、パラジウムは反発。 プラチナ7月限は大幅続伸。時間外取引では、前日、金、銀の下落にも小高く引けた 地合いの強さと、今年の供給不足見通しに支援され、続伸となり、終盤に10ドル超の 上げ幅を維持。日中取引では、金、銀が一段高となったこと、現物相場が1000ドル 台に乗せた後も堅調に推移に支援され、上げ幅を拡大し、30ドル超の上伸となり、 1040ドル台まで値を飛ばした。利食い売りを吸収し、この日の高値圏で引けた。 パラジウム6月限は時間外取引から買い優勢となり、7ドル超の上げ幅を維持。供給 不足見通し、プラチナ高が支援材料となり、日中取引で上げ幅を拡大した。 ◎LME=アルミは小幅続伸、銅・ニッケルは強気な米4月PPIで反落 アルミ3カ月物は小幅続伸。前日の足取りを引き継いで買いが先行し、2548ドル で小高く取引を開始。欧州の時間帯を終えるまで2540ドルを割り込むと押し目買い が入り、買い優勢となり、一時2559ドルまで浮上する動きを見せた。しかし米国の 時間帯を前に急速に軟化。米国の時間帯に4月の米生産者物価指数(PPI)が予想を 上回ったことを受けてインフレ懸念が強まるなか2519ドルの安値まで軟化したが、 終盤には買い戻す動きが広がってプラスサイドに浮上。小高い足取りを維持したまま引 けを迎えた。 銅3カ月物は反落。1万0220ドルと3ケタ高となった前日の勢いを引き継ぎ、確 りで取引を開始。その後も1万0160ドルを下値支持線に堅調な値動きが続くなか、 1万0260ドルの高値に達したが、4月の米生産者物価指数(PPI)が予想以上の 伸びを見せたことでインフレ高止まりに対する警戒感が強まったため、終盤に崩れ、軟 調に引けた。 ◎NY原油=反落、加速する米PPIは米景気見通しを不透明に ニューヨーク原油の期近は反落。 4月の米生産者物価指数(PPI)が加速したことが重しとなった。落ち着いていた 米国のインフレ圧力は再び高まりつつあり、年内の米利下げ開始見通しは不透明となっ た。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、次の行動は利上げではなく、据 え置きを続ける可能性のほうが高いとの認識を示しており、利下げ開始に言及する余裕 はなくなっている。石油輸出国機構(OPEC)が月報で楽観的な需要見通しを維持し たことは支援要因だが、あまり手掛かりにはならず。 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落。原油相場に連動した。 ◎シカゴ大豆・コーン=大豆は揃って反落、コーンは期近中が小麦安から反落 大豆は揃って反落。 前日の日中取引終了後に発表された米農務省(USDA)作柄報告で、作柄の進展が 確認されたことが弱材料となった。また、米4月生産者物価指数が予想を上回ったこと でインフレ高止まりが警戒されるなか、ドルを買う動きが輸出の低迷を促すとの懸念が 強まったことも弱材料となった。当限5月限はこの日、納会を迎えた。 コーンは期近から期中は反落。 ロシアの降霜被害懸念から大きく上昇していた小麦の反落が期近〜期中限月の弱材料 となった。ただ、前日日中取引終了後に発表された米農務省(USDA)作柄報告では 米産地での作付遅延が続いていることが明らかとなったことが生育懸念を強め、期中以 降の限月の買い支援要因となった。この日が当限5月限の納会。 MINKABU PRESS
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