プラチナ午前＝プラチナは続伸、ＮＹ高を引き継ぐ

【場況】
　プラチナ系貴金属（ＰＧＭ）は、プラチナが続伸。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まった。その後は、円高を受けてマイナスサイドに転じる場面も見られ
たが、押し目は買われた。パラジウムの商いは成立しなかった。
　午前１１時４分現在の前営業日比は、プラチナが１８円安〜１２円高、プラチナミニ
が８７．０円安〜１１．５円高、プラチナスポットが３３円高、パラジウムが出来ず。
　午前１１時４分現在の出来高は、プラチナが１万９７５０枚、プラチナミニが
１１５４枚、プラチナスポットが５５９７枚、パラジウムが０枚。
【プラチナはドル安や金堅調が支援】
　プラチナは米消費者物価指数（ＣＰＩ）の伸び鈍化や金堅調が支援要因になった。４
月の米ＣＰＩは前年比３．４％上昇と３月の３．５％上昇から鈍化した。インフレの伸
び鈍化が示され、ドル安に振れた。供給不足見通しも支援要因であり、これまでのレン
ジ上限である１０００ドルから上放れ、１１００ドルの節目を目指している。
　プラチナ先限は２００８年８月以来の高値５３４０円を付けた。ニューヨーク高が支
援要因になった。円相場は１ドル＝１５３円台後半まで円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ（ドル建て現物相場）】
　プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の１０６２．５０ドルから、ドル安を受
けて１０７３ドル台まで上昇した。
　午前１１時現在、プラチナは１０６８．５２ドル、パラジウムが１００９．９１ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが１０５２．７０ドル、パラジウムが
９９１．８７ドル。
MINKABU PRESS

• アジア・コモディティ騰落率ランキング＝07/21営業日時点＝
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