更新:シカゴ大豆市況=期近から上伸、南米産の生産高の下方修正や大豆油高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2024/07   1,216.50    1,231.25    1,215.25    1,228.00     +11.75
   2024/08   1,217.00    1,230.00    1,216.00    1,225.25     + 8.50
   2024/09   1,201.00    1,212.50    1,200.25    1,205.25     + 4.50

   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       未入電          187,086         756,789  (+  3,999)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(5月23日−5月27日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並み。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年並み。雨量は平年を上回る。
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 大豆は総じて期近から上昇。終値の前営業日比は1.00セント安〜11.75セン
ト高。中心限月の7月限は11.75セント高の1228.00セント。
 穀物が小麦中心に崩れるなか、大豆はブラジルの国家農業機関であるEMATERが
同国の大豆生産高について、同国南部のリオグランデドスル州の洪水被害により、これ
までより180万〜300万トン下方修正される可能性を指摘したことや、アルゼンチ
ンのブエノスアイレス穀物取引所が同国の大豆生産高見通しを50万トン下方修正して
5050万トンとしたことなどで期近から上昇した。また大豆油の騰勢が続いているこ
とも支援材料。
 7月限は1216.50セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間外取引序盤にこ
の日の安値である1215.25セントを付けた後、アジアの時間帯の午前から上昇す
る展開となり、すぐに1220セント台に乗せると、欧州の時間帯には一時1230セ
ント台に乗せた。米国の時間帯に入ると荒い展開となり、1220セント台割れまで突
っ込む場面もあったが、後半に再び上昇して、この日の高値となる1231.25セン
トを付けた。

*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)
 コーンベルトでは、オハイオ川やミシシッピ川流域で再び降雨が発生している。また
コーンベルト北部も局地的な降雨に見舞われている。これにより作付けが遅れているイ
リノイ州でさらに作付けが遅れる可能性がある。

 米国南部ではメキシコ湾岸東部地域で降雨や雷雨が発生しており一部では強いものと
なっている。またテキサス州南部でも再び降雨が発生している。降雨は17日中にゆっ
くり米国南東部を東進するだろう。

 動きの鈍かった低気圧が米大西洋岸中部を抜けた後、別の低気圧がプレーンズ南部か
ら北東に進むため、米大西洋岸中部、オハイオ川の南部流域、米国南東部では雨が多く
低めの気温が続くだろう。一方、メキシコ湾岸地域では亜熱帯性気流の流入により大雨
となり洪水が発生する恐れがある。それらの地域の北側や西側では弱い低気圧により、
ロッキー山脈中部やプレーンズ、コーンベル北部では降雨や山沿いで降雪の可能性があ
る。
 6〜10日間予報は、5月22〜26日の期間、米国の大半で平年並み〜上回る雨量
が見込まれるが、ロッキー山脈南部、ハイプレーンズ、テキサス州南端では平年を下回
る雨量となろう。気温はテキサス州から米大西洋岸にかけては平年を上回るが、コーン
ベルト北部やプレーンズ北部では平年を下回りそうだ。。

*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)

 プレーンズでは中部と南部でおおむね降雨は発生しなかった。これにより農作業が進
展して、冬小麦の生育も進展している。ただプレーンズ北部やテキサス州北部では散発
的な降雨が残っている。ただカンザス州では干ばつが続き冬小麦の作柄に影響しいる。

 大豆製品は、大豆粕がまちまち。期近高の期先安。大豆油は続伸。大豆油は原油高や
大豆高で騰勢を維持した。大豆粕の期近7月限は前日比1.10ドル高の368.80
ドル。
今日の材料
・コーンベルトでは降雨でイリノイ州でさらに作付けが遅れる可能性。
・ブラジル南部のリオグランデドスル州の洪水被害により、同国の大豆生産高が180
 万〜300万トン下方修正される可能性=EMATER。
・アルゼンチンの大豆生産高を5050万トンと50万トン下方修正=ブエノスアイレ
 ス穀物取引所。

MINKABU PRESS

*出来高・取組高を追加しました。

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