前週は押し目買い優勢の展開になった。4月消費者物価指数で改めて高金利政策の長 期化期待が高まることなく、米金利低下・ドル安が促されたことが好感される。欧米短 期筋の物色意欲が強まった。金上場投資信託(ETF)にも資金流入の兆候が見られ る。引き続き中国現物需要が底固く推移していることもポジティブ。週末を前に2,400 ドル台を回復し、終値ベースでは過去最高値を更新した。 今週も底固い展開が続こう。中国現物需要は引き続き底固く、下値不安は限定され る。価格上昇が再開されつつあることで、逆に需要拡大の兆候が見られる。一方、米利 下げ期待の再建を受けて欧米系ファンドの物色意欲も改めて強くなっている。特に金上 場投資信託(ETF)買いも膨らむと、上昇ペースが加速する。米連邦公開市場委員会 (FOMC)議事要旨では利下げに慎重スタンスが確認される見通しだが、金相場に対 する影響は限定されよう。過去最高値更新を見据えた展開になる見通し。 予想レンジは2370〜2460ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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