貴金属は、軒並み上昇して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優 勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高を受けて堅調と なろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は36.30ドル高 の2419.54ドル、銀が171セント高の3138セント、プラチナが11.16 ドル高の1080.60ドル、パラジウムは16.43ドル高の1004.88ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=155.69/71円で、前営業日の 大引け時点から0.08円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が1万2110円前後、銀は159.5円前後、プラチナ は5425円前後、パラジウムは5000円前後。 【NY金は2400ドル台を回復】 金は前週末の海外市場では、ドル安を受けて2400ドル台を回復すると、買い戻さ れて急伸した。 金はドル安が支援要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待などを受 けてドル安に振れた。金のドル建て現物相場は2400ドル台を回復し、買い戻し主導 で上昇した。史上最高値2430.76ドルが視野に入った。ただボウマン米FRB理 事は、インフレが「当面」高止まりするとの予想を改めて示したが、政策金利を現行水 準に維持すれば、いずれは物価上昇圧力が後退するだろうと述べた。 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリーニ事務局長は、イスラエ ル軍がパレスチナ自治区ガザ地区最南端部のラファ市で軍事作戦に着手して以降、同市 を逃れた住民らは約80万人に達したと報告した。イスラエル戦時内閣メンバーのガン ツ前国防相は、ネタニヤフ首相が6月8日までに人質を取り戻し、イスラム組織ハマス によるパレスチナ自治区ガザ統治を終わらせる新たな計画を提示しなければ、政権を離 脱すると述べた。同首相は即座にこの要求を拒否した。 銀は前週末の海外市場では、ドル安や金急伸を受けて買い優勢となった。 【プラチナはドル安や金急伸が支援】 プラチナは前週末の海外市場では、ドル安や金急伸を受けて買い優勢となった。 プラチナはドル安や金急伸が支援要因になった。ドル建て現物相場は昨年5月以来の 高値1089.12ドルを付けた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待などが支 援要因だが、レンジ上放れを受けてファンド筋の買いが入っており、上値は限られた。 次は1100ドルの節目が抵抗線である。米金融当局者の利下げに慎重な発言も続いて おり、利食い売りが出ると、調整局面を迎える可能性がある。 <今日の予定> ●フランス、スイス(霊降臨祭の月曜日)、カナダ(ビクトリア女王誕生日) ・独生産者物価指数 2024年4月(連邦統計庁) MINKABU PRESS 東海林勇行
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。