ゴム市況＝総じて反落、上海ゴムの下落を嫌気

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                ＲＳＳ３　　　　　   　          　  ＴＳＲ２０
   2024/05　　   2024/10　  　 2025/04       　2024/06         2025/05
　323.5　- 1.5　325.0　- 3.9　309.0   0.0     267.0　+ 2.0     269.0 + 2.0
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 　　　上海ゴム　　9月限  　14,755　　- 　20　　　　（午後３時10分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は、総じて反落。序盤は上海夜間高や１ドル＝１５６円台前半の円安
を好感し、買いが優勢となった。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが上げ幅を
縮小したこと売りが先行し、一部限月はマイナスサイドに振れた。終盤に入っても上海
ゴムがジリジリと水準を引き下げたことから、マイナスサイドに沈む限月が目立った。
ＴＳＲ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比４．５円安〜０．５円高。活発限月の１０月限
は、同３．９円安の３２５．０円、期先２５年４月限は、同変わらずの３０４．０円、
総出来高は９４４枚。ＴＳＲ２０は全限が同２．０円高。
【上海ゴムは戻りを叩かれる】
 今日の上海ゴムは、戻りを叩かれた。中心限月の９月限は、夜間取引では１万５０４
５元まで上昇し、夜間取引の終値は前営業日比１５５元高の１万４９３０元と堅調に推
移した。だが、日中取引に入ると、戻り売りを浴び、１万４７２０元まで水準を引き下
げ、マイナスサイドに沈んだ。節目の１万５０００元前後では、売り圧力が強かった。
　ただ、産地価格をみると、２１日も続伸となっており、上海ゴムを積極的に売り込む
動きが限られそうだ。明日以降、上海ゴムが反発に転じれば、ＪＰＸゴムＲＳＳ３号も
戻りを試しそうだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は６月限と７月限が約定し、１．０セント高と０．
５セント安。ＴＳＲ２０は序盤は堅調に推移したが、中盤以降は売りが優勢となり、
０．７セント安〜０．１セント高で推移している。

　上海ゴムは、総じて軟調。中心限月の１０月限は、夜間取引では買いが先行し、前営
業日比１５５元高の１万４９３０元で夜間取引を終えた。日中取引に入ると、序盤から
ジリジリと水準を引き下げ、中盤以降はマイナスサイドに沈む場面が目立った。

MINKABU PRESS

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