シカゴコーンの夜間取引は軟調。7月限はおおむね460セント台を維持して推移。 前日このところ騰勢を強めていた小麦が反落したことで、コーンの上値も重くなる一 方、逆に大豆が反発したことに支援された。今夜もそれらの値動きに注目したいが、米 国産地の降雨で作付け遅延懸念が再び浮上しているため、引き続き天気予報には注目し たい。また週間輸出成約高も発表される。 前日のシカゴは期近から小反発。小麦は反落したものの、大豆が逆に期近から反発し たことで、期近の主要限月は小反発となった。米国産地の降雨による作付け遅延懸念も 支援材料となった。米エネルギー情報局(EIA)の週報でのエタノール統計は生産量 が増加する一方、在庫が減少した。 7月限は463.25セントまで上伸した後、引けも461.25セントと460セ ント台を維持した。 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 17:00 製造業購買担当者景況指数 2024年5月速報(Markit) 【経済】 17:00 サービス業購買担当者景況指数 2024年5月速報(Markit) 【経済】 17:00 購買担当者総合景況指数 2024年5月速報(Markit) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省) 【経済】 23:00 新築住宅販売 2024年4月(商務省) 【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA) ◆ カナダ ◆ 【経済】 21:30 新築住宅価格指数 2024年4月(カナダ統計局) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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