プラチナ午前=プラチナは続伸、現物高が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナはドル建て現物相場の上
昇を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調と円小幅高を受
け、もみ合いとなった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが23〜75円高、プラチナミニが
33.5〜80.0円高、プラチナスポットが104円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが8219枚、プラチナミニが564枚、
プラチナスポットが2700枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利下
げ観測が後退したが、利上げ見通しに変わりはなく、ドル安が再開した。またイスラエ
ルのラファ空爆で地政学的リスクが意識され、金に安値拾いの買いが入った。一方、中
国の貿易慣行を主要7カ国(G7)が批判したことを受け、G7が主張する過剰生産能
力の脅威は誇張されていると中国政府が反論した。米国が関税引き上げを発表してお
り、今後の行方を確認したい。
 プラチナ先限は5336円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇が支援要因になっ
た。円相場は1ドル=156円台後半で推移した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1052.50ドルから、ドル安を受
けて堅調となった。
 午前11時現在、プラチナは1054.30ドル、パラジウムが990.12ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1046.98ドル、パラジウムが
981.63ドル。
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