海外市況サマリー(29日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/ 8 2,364.1   -15.2  シカゴ大豆  2024/ 7 1,214.00  -15.50
NY銀     2024/ 7 3,237.3   +23.6  シカゴコーン 2024/ 7   455.25   -7.25
NYプラ    2024/ 7 1,047.9   -18.9  NY原油   2024/ 7    79.23   -0.60
NYパラ    2024/ 9  976.40  -11.50  ドル・円               157.68   +0.53
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は157,70円まで上昇
 NY為替市場はドル買いが優勢となり、ドル円は157.70円まで上昇した。5月
2日に財務省が介入したと思われる水準まで戻す展開が見られた。米国債利回りの上昇
と伴にドルも次第に底堅さを取り戻しているが、FOMC委員による一貫して顕著なタ
カ派スタンスがドルを下支えしている。
 直近ではカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が大幅なインフレ改善が確認されるまで
利下げを先送りするよう主張し、インフレが持続すれば利上げの可能性にまで言及して
いた。
 ただ、一部からは、今後のデータはドルにとってリスクとの指摘も出ている。明日の
GDP改定値、金曜日にはFRBが参照しているインフレ指標であるPCEデフレータ
などの指標がドルを変動させる可能性もあるという。GDPは個人消費の下方修正で速
報値からの下方改定が見込まれており、PCEデフレータはインフレの落ち着きを示す
ものと予想されている。
◎NY貴金属=総じて反落、米国債の利回り上昇やドル高で
 ニューヨーク金は反落、銀は続伸。
 金8月限は反落。時間外取引では、米国債の利回り上昇などを受けて戻りを売られ
た。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大した。日中取引では、予想以上の独消費者物価指
数(CPI)やドル高を受けて売り優勢となった。
 銀7月限は、ドル高となったが、買い戻されて底堅く推移した。
 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。
 プラチナ7月限は反落。時間外取引では、米国債の利回り上昇や金軟調を受けて売り
優勢となった。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大した。日中取引では、金軟調やドル高
を受けて売り優勢となった。
 パラジウム9月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。
◎LME=アルミ・ニッケルは続伸、銅はドル高・欧米の株安から反落
 アルミ3カ月物は続伸。2732ドルで小高く取引を開始した直後に2724ドルの
安値まで値を沈めたが、その後は銅の堅調に追随高となって一時は2778ドルと22
年6月以来の水準まで浮上。ただこの水準に達すると上値警戒が強まったうえ、銅が軟
化に転じたため転売が膨らんで値位置を落とし一時2735ドルまで軟化した。ただア
ルミ合金の高騰や供給不安から安値を買い拾う動きが広がって、再び値位置を切り上げ
て堅調に取引を終えた。
 銅3カ月物は反落。前日の堅調地合いを引き継いで1万0539.50ドルで小高く
取引を開始。その後も上値を追う値動きとなり、1万0604ドルまで値を伸ばしたも
のの、欧州の時間帯を迎えるとこれまでの上昇後の修正に転じて値位置を切り下げる足
取りに転換した。米国の高金利が長期化するとの見方を受けたドル高と欧米株安が重石
となって欧州の時間帯後半以降は1万0470ドルを上値抵抗線とする安もみとなり、
一時1万0386.50ドルの安値を記録。これまでの上昇後の転売も上値抑制要因と
なり低迷したまま引けを迎えた。

◎NY原油=反落、金利据え置き長期化による米景気悪化リスクで
 ニューヨーク原油の期近は反落。
 米経済の下振れリスクが重しとなった。年内の米利下げ開始は不透明で、高水準での
政策金利据え置きが続くことによる景気圧迫が警戒されている。一部の米金融当局者が
追加利上げを示唆していることも上値を抑える要因。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落。原油安に連動した。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は続落、コーンは発芽進展の確認から期近中が続落
 大豆は期近から続落。
 前日の日中取引終了後に発表された米農務省(USDA)作柄報告で米国の作付およ
び発芽が順調に進行している様子が確認出来たことが弱材料となった。また、アルゼン
チンでの収穫が順調に進行しているうえ、同国のストによる供給不安が後退しているこ
とも重石になった。
 コーンは期近〜期中が続落。
 米産地での作付及び発芽の進展が確認出来たことが重石となった。また、大豆が前日
に続いて大きく値を崩したことも売りを呼ぶ要因になった。ただ、米産地の作付および
発芽ペースは共に前年を下回っており、今後も降雨が続くなかで作付率の伸び悩みが予
想されることが支えとなり、期中限月以降はプラスサイドでの終了となった。
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