海外市況サマリー(31日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−-
海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/ 8 2,345.8   -20.7  シカゴ大豆  2024/ 7 1,205.00   -4.75
NY銀     2024/ 7 3,044.0  -109.4  シカゴコーン 2024/ 7   446.25   -2.50
NYプラ    2024/ 7 1,042.0   + 4.0  NY原油   2024/ 7    76.99   -0.92
NYパラ    2024/ 9  912.90  -45.80  ドル・円               157.31   +0.50
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◎NY外為=ドル円は157.30円台まで上昇
 NY為替市場のドル円は下に往って来いの展開。序盤はこの日発表の4月のPCEデ
フレータを受けてドルが売られ、ドル円は156円台半ばまで下落した。
 総合指数は前年比2.7%、コア指数は前年比2.8%と前回から変わらず、予想通
りの内容ではあった。ただ、先日の米消費者物価指数(CPI)同様にインフレの再上
昇は確認されず、今後の鈍化を期待させる内容ではあった。短期金融市場は前日とほぼ
変わらず、FRBの年内1回か2回の利下げの可能性を見ている。
 米国債利回りも低下し、ドル円も売りに押されたものの、動きが一巡すると157円
台に戻した。特段の材料は見当たらなかったが、月末ということもあり、ロンドンフィ
キシングかけて実需の動きが出ていたもよう。

◎NY貴金属=プラチナ除き大幅安、米PCEデフレータ弱気にも軟調
 ニューヨーク金、銀は大幅安。
 金8月限は反落。時間外取引では、4月の米個人消費支出(PCE)デフレータの発
表待ちムードのなか、小幅安で推移。日中取引は、PCEデフレータが事前予想を下回
る弱気の数字となったことを受け、地合いを引き締め、上昇に転じた。序盤の1時間程
度は買いが先行したが、その午後は月末の手じまい売り先行もようとなった。5月のシ
カゴ購買部協会景気指数(PMI)も事前予想より弱気の数字となったが、銀が大幅続
落となったことなどが警戒され、下げ幅を拡大した。米10年債利回り低下を受け、終
盤に下値を切り上げる場面があったが、反発力は弱く、20ドルを超える下落で引け
た。
 銀7月限は、大幅続落。時間外取引は、小幅続落で推移。日中取引は米PCEデフレ
ータが弱気の数字となったことを受け、序盤、買い優勢となった。しかし前日、大幅安
で引け、当面の高値出尽くし感から手じまい売り先行もようとなり、上げ幅を削った
後、下げ足を速めた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小反発、パラジウムは大幅続落。
 プラチナ7月限は小反発。時間外取引では、買い優勢でなり、欧州時間に入ってから
も堅調に推移した。日中取引では、(PCE)デフレータが弱気の数字となったことを
受け、上げ幅を拡大した。金、銀の軟化、中国の景気先行き不透明感が圧迫要因となっ
たが、現物相場が堅調に推移から小幅高で引けた。
 パラジウム9月限は大幅続落、時間外取引では小幅高で推移。日中取引に入り、金、
銀の軟化を嫌気し、下げに転じ、大幅安となった。
◎LME=軒並み続落、中国の景気先行き不透明感などでリスク回避ムード
 アルミ3カ月物は大幅続落。2705.50ドルで小高く取引を開始。前日まで2日
連続で2800ドル超えに失敗し、前日、利食い売り先行もようで急落となった地合い
の悪さから上げ幅を失う動きとなった。4月の米個人消費支出(PCE)デフレータが
事前予想より弱気の数字となったが、金、銀、銅、原油とも買いが続かず軟調な値動き
となったことでリスク回避ムードが強まり、2643ドルまで値を崩し、1週間ぶりの
安値をつけた。反発力は弱く、この日の安値圏で引けた。
 銅3カ月物は続落。1万0120ドルで小反発で寄り付き、1万0214ドルまで上
げ幅を拡大した。4月の米PCEデフレータが事前予想より弱い数字となったことは追
い風ながら、前日、大幅安で引けたこと、金、銀の軟化から軟調な展開となった。5月
の中国・製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.5となり、景況感の分かれとさ
れる50を3カ月ぶりに下回ったことで中国の景気先行き不安も強く、5月13日以来
の安値となる1万0020ドルまで下げ幅を拡大した。1万ドルの節目が支持線として
意識され、下げ渋ったが、ほぼ今日の安値引けとなった。

◎NY原油=続落、今週末のOPECプラス会合前に手じまい売り
 ニューヨーク原油は続落。
 米国の時間帯に入り、4月の米PCEデフレータ、米個人所得・支出などを受けいっ
たんドル安に振れたこともあり、 今週末に開催される石油輸出国機構(OPEC)プ
ラス会合に対する期待もあって戻す場面もあったが、ドル安が長続きせずすぐに反転し
たことで、原油も買いが続かず、逆にOPECプラス会合前の手じまい売りが優勢とな
った。
 改質ガソリンは期近高の期先安、ヒーティングオイルは続落。原油が軟調だったこと
に圧迫されたが、ガソリンは6月当限が堅調納会となったことで、期近はプラス引けし
た。
◎シカゴ大豆・コーン=続落、弱気継続も週末前の買い戻しで下げ幅抑制
 大豆は続落。
 週間輸出成約高が引き続き低水準のなか、米国産地西部の降雨も作付け遅れより生育
に適した天気の見方が優勢となり上値が重くなった。一時的なドル安による原油の戻り
も短命に終わったことで、シカゴ穀物全体の弱気セントメントを変えるこはできなかっ
た、
 コーンは続落。
 週間輸出成約高が前週から減少したことで支援材料とはならず、この日もシカゴ穀物
全体に弱気のセンチメントが優勢となった。ただ今週の下落に対する利食いの買い戻し
も入りやすく、下げ幅は大きくならなかった。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。