前週は一時350円を上抜く堅調地合になった。引き続き産地相場が底固く推移して おり、消費地相場もそれにつれ高する展開になっている。熱波による供給不安が維持さ れている。高温状態で農産物供給全体のリスクが高まっていることが、産地相場を押し 上げて居る。在庫の取り崩しなどは見られないが、天候リスクの織り込みが維持され た。上海ゴム相場は年初来高値を更新し、国内相場も3月21日以来の高値を更新して いる。 今週も底固い展開が続きやすい。産地気象環境次第だが、熱波による供給不安が維持 されると、350円の節目を完全に上抜き、年初来高値364.00円に迫る展開にな ろう。あくまでも天候リスクへの対応であり、需給がひっ迫化している訳ではないが、 産地天候の改善がみられるまでは、上振れリスクを残す。下落リスクとしては産地天候 改善の他、月初の米中指標悪化による需要不安などに注意が求められる。 予想レンジは330.00〜355.00円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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