[今日の視点]石油=需要期以降を見通すなら、売りが優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は売り優勢か。中心限月の2024年10月限で100〜300円安程度を
想定する。高水準の米政策金利の据え置きが続くことによる米景気悪化懸念から先週末
の海外原油が続落したほか、週明けのニューヨーク時間外取引が一時売りに押されたこ
とが重し。2日の石油輸出国機構(OPEC)プラスの閣僚会合後、自主減産の巻き戻
しが発表された。
 OPECプラスは日量366万バレル規模の協調減産を来年末で延長すると発表し
た。従来は年末までだった。一部の国が実施している日量220万バレル規模の自主減
産については6月末から9月末へ終了時期を変更し、需給バランスを見据えつつ、10
月以降は自主減産の幅を縮小する。
 減産計画の延長については市場参加者の想定どおりだが、今年10月以降の段階的な
増産については織り込まれておらず、週明けは売りが優勢だろう。ただ、一年間で最も
需要が堅調な7−9月の減産は据え置かれることから、夏場の需給はタイトだろう。夏
場の需給引き締まりか、10月以降の在庫増加見通しか、相場はどちらを優先するか見
定めたい。
 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比0.01ドル高の77.00ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは76.39〜77.12ドル。
<今日の予定>
◆ ニュージーランド ◆
【休日】--:-- 女王誕生日
◆ 日本 ◆
【経済】14:00 新車登録台数 2024年5月(自販連)
【経済】14:00 軽自動車新車販売速報 2024年5月(全軽自協)
【決済】--:-- プラッツドバイ原油 2024年5月限(東京商品)
【発会】--:-- プラッツドバイ原油 2025年8月限(東京商品)
【発会】--:-- ゴムTSR20 2025年6月限(大阪取引所)
◆ 中国 ◆
【経済】10:45 製造業購買担当者景況指数 2024年5月(財新)
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 消費者物価指数 2024年5月(トルコ統計機構)
【経済】16:00 生産者物価指数 2024年5月(トルコ統計機構)
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】17:00 製造業購買担当者景況指数 2024年5月確報(Markit)
◆ アメリカ ◆
【経済】23:00 建設支出 2024年4月(商務省)
【経済】23:00 製造業景況指数 2024年5月(ISM)
【経済】--:-- 新車販売台数 2024年5月(Autodata)
【農産】6/4 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】6/4 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
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