【場況】 金は反落。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現 物相場の堅調が下支えになった。銀はニューヨーク安を受けて期先2本が下落した。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が66〜51円安、金ミニが76.5円 安〜20.5円高、ゴールドスポットが97円高、銀が3.1〜1.0円安。 午前11時2分現在の出来高は、金が2万9740枚、金ミニが6625枚、ゴール ドスポットが4612枚、銀が5枚。 【NY金は米インフレ鈍化期待も手じまい売りが圧迫】 金はインフレ鈍化に対する期待感も手じまい売りが圧迫要因になった。4月の米個人 消費支出(PCE)デフレータは前年比2.7%上昇し、伸びは3月から横ばいと予想 通りとなった。ただPCEは前月比0.2%増と3月の0.7%増から鈍化した。実質 PCEは0.1%減。消費者支出の減少でインフレが抑制される可能性が出た。今週は 5月の米雇用統計の発表があり、労働市場に対する見方を確認することになりそうだ。 米商品先物取引委員会(CFTC)の建玉明細報告によると、5月28日時点のニュ ーヨーク金の大口投機家の買い越しは23万6585枚となり、前週の22万9806 枚から拡大した。 バイデン米大統領は、イスラエルの新たな停戦案を明らかにし、イスラム組織ハマス に対して同意するよう呼びかけた。イスラエルは、交渉担当者にガザ停戦合意を提示す る権限を与えたとし、「人質全員の帰還とハマスの軍事、政治力の破壊を含む全ての目 標が達成されるまで戦争は終結しない」と表明した。イスラエルが恒久的な停戦に同意 することはあり得ないとの見方もあり、今後の交渉の行方を確認したい。 金先限は夜間取引で1万1765円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になっ た。円相場は1ドル=157円台前半の円安に振れた。銀先限は155.2円まで下落 した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。前週末の海外市場では、米個人消費支出(PCE) の伸び鈍化を受けてドル安となったが、手じまい売りが出て軟調となった。アジア市場 では、朝方の2325.44ドルから、ドル安を受けて堅調となった。 午前11時現在、2330.60ドルで推移。銀は3058セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が2343.45ドル、銀が3106セント。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。