海外市況サマリー(4日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/ 8 2,347.4   -21.9  シカゴ大豆  2024/ 7 1,179.00  - 5.50
NY銀     2024/ 7 2,961.7  -116.7  シカゴコーン 2024/ 7   442.50   -1.00
NYプラ    2024/ 7   995.9   -26.9  NY原油   2024/ 7    73.25   -0.97
NYパラ    2024/ 9  922.90   -3.80  ドル・円               154.85   -1.35
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は154円台半ばまで下落
 NY為替市場でドル円は売りが加速し、154円台半ばまで一時下落した。155円
台に買い戻されていたものの、戻り売り圧力も強まり、155円台は維持できず。ドル
の利益確定売りが誘われたもよう。
 ただ、本日の市場全体はドル買いが見られていたが、それ以上に円買いの動きが強ま
っている模様。東京時間に日銀が来週の決定会合で国債購入額の減額を検討するのでは
との報道が流れていたが、海外勢の間では日銀の利上げ期待が根強い。年内にあと3
回、計0.75%の利上げを見込む声もあるようだ。このところの日銀審議委委員の発
言のトーンが変わっており、円安に一段と敏感になっていることを示唆していることが
背景だという。
 今週から6月相場に入っているが、市場の意識がFRBの利下げから米景気の先行き
に変化している面も指摘されている。前日のISM指数は米景気の先行き不透明感を強
める内容となっていたが、市場はそれにネガティブな反応を見せていた。本日も米求人
件数が発表され、米労働市場の鈍化傾向が示されていた。FRBの利下げ期待を正当化
する内容ではあるが、ドル売りの反応は出てない。ドル円については、呼応している米
国債利回りの下げに直接反応している可能性が高いものの、米景気の先行き警戒感か
ら、これまでの円ショートを見直す動きが出ているのかもしれない。
◎NY貴金属=総じて急反落、米10年債利回り低下にもリスク回避
 ニューヨーク金、銀は急反落。
 金8月限は急反落。時間外取引からドル堅調にも軟調に推移。欧州時間の取引開始
後、一段安となり、終盤は22ドル安で推移。日中取引では、序盤に下値を切り上げた
が戻り売りが待ち受け、再度、下げ幅を拡大の動きとなった。4月の雇用動態調査(J
OLTS)で求人件数が29万6000件減の805万9000件と、2021年2月
以来3年超ぶりの低水準となり、米労働市場の緩和が示され、米10年債利回りが低
下。しかし貴金属市場はリスク回避の動きが強く、軟調な値動きを強いられた。
 銀7月限は、大幅反落。時間外取引から値を崩し、節目の3000セント割れを試す
動きとなった。日中取引でも手じまい売りの動きが強く、下げ足を速め、110セント
を超える下げとなった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが大幅続落、パラジウムは小反落。
 プラチナ7月限は大幅続落。時間外取引では、金、銀の反落につれ安となり、終盤に
8ドル超の下落で推移。日中取引開始後、手じまい売り先行もようとなり、一段安とな
った。1000ドル割れまで値を崩し、供給不足見通しを材料に急騰した5月後半の上
げ幅を削る下落となった。
 パラジウム9月限は小反落。欧州時間から他の貴金属の軟調な値動きにつれ安も下値
堅く推移。日中取引も売り優勢も下げ幅は限られた。
◎LME=アルミは小幅高、銅・ニッケルは中国景気不安や欧州株安で軟調
 アルミ3カ月物は小幅続伸。2662ドルで小高く取引を開始。その後も値位置を切
り上げる足取りを展開し2686.50ドルの高値まで軟化し、転売を受けながらも
2600ドル台後半で高下した。アジアの時間帯終盤に銅の軟化に追随して値を崩して
一時は2635ドルまで下落。
 欧州株安も重石となった。ただ、前日安値を割り込んだことで売り警戒感が強まるな
か買い戻され、辛うじてプラスサイドに転じて引けた。
 銅3カ月物は大幅反落。前日の堅調地合いを引き継いで1万0214.50ドルで取
引を開始。その直後に1万0238ドルまで値を切り上げた後に転売が出て、値を落と
しながらも1万0160ドルを下値支持線とする高もみとなった。しかし中国景気不安
を手掛かりにしてアジアの時間帯終盤に値を崩した。1万0160ドルを割り込んだこ
とで利益確定の動きや手仕舞い急ぎと見られる売りが膨らみ1万ドルを割り込み、欧州
の時間帯中盤以降は欧州株安もあり1万ドルが上値抵抗線に転じるなかで高下。米国の
時間帯を迎えると一段安となり、9914ドルの安値まで軟化。買い戻されても戻り売
りを浴びて再び軟化し、200ドル近い下落で引けた。
◎NY原油=続落、OPECプラスの増産見通しや米景気悪化懸念で
 ニューヨーク原油の期近は続落ク
 石油輸出国機構(OPEC)プラスの増産見通しや、米景気悪化懸念が相場を引き続
き圧迫した。今週の米ISM製造業景気指数に続き、米JOLTS求人件数が弱かった
一方、米インフレ率が再び上振れする兆候があるため米利下げ開始の条件は依然として
整っておらず、高水準の金利負担が重くのしかかるなかで米経済の不透明感が拡大して
いる。ただ、米国の需要が強まる時期に入っていることは下支え要因。先週の米メモリ
アル・デーから米国はドライブシーズン入りしている。
 改質ガソリンの期近2限月は反発、ヒーティングオイルの期近は続落。需要期に入っ
ていることがガソリン相場を支えた。
◎シカゴ大豆・コーン=総じて続落、米産地での順調な生育や小麦安から
 大豆は続落。
 米産地での生育が順調であることが前日日中取引終了後の作柄報告で明らかとなった
うえ、原油の軟調を受けて大豆油安が進行したため売り優勢で運ばれた。7月限はこれ
までの大幅下落の後で下げ渋る動きも見せたが、終値ベースで1180セントを割り込
んだ。
 コーンは期近〜期中は続落。
 前日の日中取引終了後に発表された作柄報告で作付率及び発芽率が共に平年を上回っ
ていたことや、作柄も良以上が75%に達していたことが弱材料視された。また、米産
地の低温にもかかわらず春穀物の作柄が良好となったことが弱材料視されて小麦が大幅
安となったことも売りを呼ぶ要因になった。ただ、一部、期中〜期先限月はプラスサイ
ドで終えており、売り一巡感の強まりを示唆した。
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